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WazirXが再建計画延長に成功|返金は最大2030年遅延の可能性も

シンガポール高裁による「再建計画延長」と「債権者訴訟の一時停止」
再建案の再提出が許可され、WazirXは時間的猶予を得た。
リカバリートークンによる「75〜80%の資産回復案」
債権者救済手段として機能するかが今後の焦点。市場評価に不確定要素あり。
再建失敗時の「清算リスク」と「返金の長期化(最大2030年)」
再建案が否認されれば、清算処理に入り、ユーザー返金は数年単位で遅れる可能性。
ガバナンス・透明性への懸念と「Zensui社(パナマ法人)への運営移管」
新法人の信頼性・法的整備が鍵。運営体制の不明瞭さがリスク材料となっている。
WazirXトークン(WRX)とリカバリートークンの今後の市場反応
プロジェクト信頼度回復次第で価格変動が見込まれるため、投資家は注視が必要。

🛠 WazirX、シンガポール高等裁判所から再建計画延長許可

1. 延長の背景と意義

  • 6月6日付で期限切れ予定だった再建計画(Scheme of Arrangement)について、シンガポール高裁が再提出・再検討の機会を与え、債権者からの訴訟を停止するモラトリアム(支払い停止命令)を延長
  • これにより、WazirXは新たな論点やガバナンス体制を補強して、再建案の法的承認を得るための時間を確保できる。

2. ハッキング被害の概要

  • 2024年7月18日に北朝鮮関与が疑われるラザルス・グループによる攻撃で、約2.35億ドル相当の仮想通貨が流出。
  • この事件以降、サービス停止と共にユーザー約40万人が資産凍結状態になっている。

3. 債権者の賛同状況

  • 第一次案段階で、90%以上(約141,000人の債権者が約1.96億ドル分)の支持を確保。
  • しかし、透明性やガバナンス体制に課題があるとして、裁判所は最終承認には至らず。

4. 新案の主な内容

  • 運営会社をパナマの新会社(Zensui Corporation)に移管し、透明性やガバナンス問題を改善する。
  • 被害額の75〜80%回復を目指す「リカバリートークン」発行。これは今後の収益や市場状況に基づく条件付き回収手段。
  • 85%規模の返還を当初掲げていたが、現在はより現実的な水準に調整中 。

5. 延長後の展望とリスク

  • 延長期間が再び「猶予」であるため、債権者は訴訟を起こせず、リカバリープランは裁判所次第
  • もし最終案が再度否認された場合、清算に移行し、返金が2030年まで遅延する可能性があると指摘 。
  • そのため、ユーザーへの返金スケジュールは依然として不透明。

WazirX再建延長に伴う暗号資産への影響予測

コイン名影響度理由
WRX(WazirXトークン)★★★★★(極めて高い)WazirXのガバナンストークン。再建案の進展次第で暴騰または暴落の可能性。信頼回復期待で短期上昇も。
USDT(Tether)/USDC(USD Coin)★★☆☆☆(やや低い)多くのユーザー資産がステーブルで保持されていた可能性があり、返還進展で取引需要が一時的に上がる可能性。
BTC(ビットコイン)★☆☆☆☆(低い)市場全体への影響は限定的。再建ニュースが仮想通貨業界の健全性議論を呼ぶ程度。
ETH(イーサリアム)★☆☆☆☆(低い)同上。WazirXはETHベースの資産も扱っていたが、影響は限定的。
Recovery Token(仮)★★★★☆(高い)再建案内で発行予定の新トークン。その価格と市場評価が今後注目されるが、現時点での市場は流動性なし。
Zensui関連トークン(予定される場合)★★☆☆☆(中〜やや低)パナマ法人Zensuiへの運営移管が注目されれば、新規関連トークンが作成される可能性あり。未確定要素が多い。

考察

再建計画延長の評価

シンガポール高裁による再建計画の再検討許可は、ユーザー返金への最後の望みを維持しつつ、WazirXに改善の猶予を与える絶妙な判断といえます。しかしながら、それが猶予に過ぎず、結果次第では“2030年返済”の悪夢が現実化するリスクを依然はらんでいます。

問題点と課題整理

  • 企業体制の透明性不足:Zettaiに関する開示が不十分なまま再建手続きが進んでおり、今回の延長は「改善の猶予」として与えられました。
  • リカバリートークンの有効性:仮想通貨市場やWazirXの収益力を前提とするトークンモデルは不確実性が高く、ユーザー保全にどこまで資するかは未知数です。
  • 法的プロセスへの依存:最終判断は裁判所次第。ユーザーとしては長期戦に備えた法務的・心理的準備が不可避です。

再建計画延長は肯定的な一歩ですが、現時点では「時間稼ぎ」にしか見えないのが正直なところ。WazirXには、

  1. 透明性の徹底と、監査可能な体制構築
  2. 具体的返済スケジュールの提示
  3. 市場環境に左右されないリスク低減策

の3点を速やかに整える義務があります。もしこれらが不十分なまま最終案が認められた場合、“リカバリートークンという名のリスク投資”にユーザーが置かれることになります。ユーザーは今後も引き続き高い警戒心と慎重な態度で行動すべきでしょう。

今後の注目ポイント

  • 再建案の具体的改善点:次回裁判にてどこまで補強されるか。
  • 資金移管の進捗状況:パナマ法人への移管は進んでいるか。
  • 裁判所の判断スケジュール:早期かつ最終的な判断がいつ下されるか。

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