企業によるイーサリアム(ETH)の大規模保有の動向
上場企業がETHを中核資産として戦略的に保有する事例として、他企業への波及や市場需給への影響を注視する必要があります。
オンチェーン利回り戦略の具体的な実行内容と運用先
ステーキング、レンディング、流動性提供などをどのプラットフォームで行うのか、どの程度のリスクをとっているのかが重要です。
ETHZillaの株価動向と暗号資産市場への影響連鎖
株式市場と暗号資産市場が連動する兆しが見られれば、新たな投資モデルの参考になります。
他の上場企業や機関投資家の動向
この事例を受けて、ビットコインだけでなくETHを保有資産とする企業が増えるかどうか、注目されます。
米国・各国の会計・規制対応
暗号資産を財務資産として保有することに対する会計基準や規制の対応が、今後の広がりを左右します。
Contents
イーサジラ、イーサリアム財務戦略を正式開始 現時点で620億円相当のETHを保有
イーサジラの誕生と戦略転換の背景
2025年8月18日、米国のバイオテクノロジー企業「180 Life Sciences」は、社名を「ETHZilla(イーサジラ)」へ正式に変更し、NASDAQにおけるティッカーシンボルも「ETHZ / ETHZW」へと更新しました。
この社名変更は、イーサリアムを中核とした新たな財務戦略への完全移行を意味しており、同社は暗号資産を戦略的資産として活用する企業モデルへと大きく舵を切った形です。
イーサリアムの保有状況と財務内容
イーサジラは、すでに94,675ETHを取得済みであり、その平均取得価格は1ETHあたり3,902.20ドルとなっています。これにより、現時点でのETH保有額は約4億1,900万ドル、日本円にして約620億円に相当します。
加えて、約1億8,700万ドル(約276億円)の現金も保有しており、これはさらなるETHの取得や関連する資産運用戦略への投入が見込まれる資金とされています。
イーサリアムを活用した利回り戦略
オンチェーンでの資産活用
イーサジラの財務戦略の特徴は、単なるETHの長期保有にとどまらず、ステーキングやレンディング、さらにはDEX(分散型取引所)での流動性提供といったオンチェーンの利回り戦略を導入している点です。
この仕組みにより、同社はETHの価格上昇益に加え、ネットワーク参加による報酬や取引手数料など、持続的な収益源を複合的に構築しようとしています。
外部パートナーとの連携
こうした戦略の運用においては、暗号資産の運用に精通したベンチャーキャピタル「Electric Capital」との提携により、専門的な知見と実務面のサポートを受けています。
株式市場と投資家の反応
イーサジラによるイーサリアム財務戦略の発表は、株式市場にも大きなインパクトを与えました。発表後には、同社の株価が一日で132%以上急騰するなど、市場からの期待の高さが伺える展開となりました。
投資家の間では、従来の資産運用と異なる「暗号資産を主軸とした企業モデル」が注目を集めており、ETHZillaの事例は一種のパイロットケースとして今後の参考にもなりうると考えられます。
イーサジラのETH財務戦略が波及する可能性のある関連銘柄一覧
| コイン名(シンボル) | 影響度(高/中/低) | 影響の理由 |
|---|---|---|
| イーサリアム(ETH) | 高 | イーサジラの戦略の中心資産であり、大規模な購入・保有が価格と需給に直接影響を与える可能性があるため。企業によるETH長期保有モデルへの関心を集める契機にもなる。 |
| ライド(LDO) | 中 | イーサリアムのステーキング市場を支えるLidoのガバナンストークン。ETHのステーキング需要が高まれば、Lidoの運用規模も拡大し得る。 |
| ロケットプール(RPL) | 中 | Lidoと並ぶ分散型ステーキングプロトコル。企業が自社でノードを持たずにETHをステークする場合、ロケットプールの利用増が予想される。 |
| アーベ(AAVE) | 中 | ETHを担保にしたレンディング戦略を企業が採用する可能性があり、DeFiレンディングプロトコルの利用増加につながる。 |
| ユニスワップ(UNI) | 低〜中 | 流動性提供による利回り戦略において利用されるDEXの代表格。ETH流動性の増加がトレードボリュームやプロトコル収益を押し上げる可能性がある。 |
| イーサリアムネームサービス(ENS) | 低 | ETH関連ブランドや企業活動が増えることで、ドメイン需要がじわじわと増える可能性はあるが、短期的影響は限定的。 |
考察:企業財務と暗号資産の融合が示す未来
イーサジラの事例は、企業財務における暗号資産の本格的な活用を象徴するものです。ビットコインを自社資産として大量保有するMicroStrategyのようなモデルが既に存在していますが、ETHを中心とした資産戦略は比較的新しく、より「分散型金融(DeFi)」的な要素を取り込んだ挑戦と言えます。
ステーキングやレンディング、流動性提供といった運用手法は、従来の資産運用とは性質が異なり、より技術的で動的なリスク管理が求められます。一方で、これらを適切に活用できれば、企業にとっては資産の成長だけでなく、流動性やキャッシュフローの強化にも寄与する可能性があります。
今後、同様の戦略をとる企業が増えることで、イーサリアムやその周辺エコシステムの市場構造にも影響を与えると考えられます。イーサジラの取り組みは、その先駆けとして注目に値するものであり、今後の展開にも引き続き注視していく必要があります。
仮想通貨イーサリアム(Ethereum/ETH)の購入について
複数の海外取引所を併用するメリットについて
取引所毎にお得なキャンペーンが行われていたり、口座を開設して入金するだけでボーナス・ポジションが得られたり、よりハイレバレッジで先物取引を出来たりします。
その時に行われているキャンペーン次第では実質ノーリスクでトレードを楽しむことも可能です。
海外取引所によっては、直接国内取引所から送金できない取引所も存在するので、そういった場合はメタマスクのようなプライベートウォレットを利用して送金を間に挟む必要があります。
メタマスクの導入についてはこちらの記事を参考にしてください!
【初心者向け】メタマスク(MetaMask)とは?導入方法図解解説!
仮想通貨イーサリアム(Ethereum/ETH)は以下の取引所で購入出来ます!
何かわからないことがありましたら、クリバズ公式LINEへ質問をどうぞ!
クリプトバズニュース公式LINE=クリバズ公式LINEはこちら














Leave a Reply