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仮想通貨とWeb3の最新ニュースの解説

韓国がOECD仮想資産制度に参加、2027年から国際的な情報交換開始

韓国がOECDの仮想資産報告フレームワーク(CARF)に正式参加し、仮想通貨取引における国際的な税務情報交換を開始予定
外国人の韓国内取引データは他国と共有、韓国居住者の海外取引は国税庁へ報告される体制が構築される
CARFによる情報共有は2027年から本格運用開始、データ収集は2026年から実施される予定
BithumbがUSD1/KRWの取引ペアを上場し、ステーブルコインを使った法定通貨取引の利便性を向上
仮想通貨の税務透明性と国際連携の強化が進む一方で、投資家の取引監視はより厳格化される見通し

🇰🇷韓国、OECDの仮想通貨報告フレームワーク(CARF)参加へ

韓国が OECD(経済協力開発機構)の「仮想資産報告フレームワーク(CARF)」に参加することを決定しました。これは国際的な税務透明性強化への重要な一歩となります。

概要

韓国政府は2025年9月1日、OECDの新しい国際的な仮想資産報告フレームワーク(CARF)への参加を正式に表明しました。これにより、以下の措置が段階的に実施されます。

外国人の国内取引所での取引データの収集

韓国内の仮想通貨取引所(UpbitやBithumbなど)は、外国人利用者の取引データを取得し、来年(2026年)から報告を開始します。

韓国居住者の海外取引の報告

韓国居住者が海外の取引所で行った取引データも国税庁に報告されます。これにより、従来の「口座残高500百万ウォン以上」の自己申告制度を超えた、包括的な情報共有が実現します。

データ共有のスケジュール

  • 2026年:取引所によるデータ収集の開始
  • 2027年:OECD加盟国間での自動的な情報交換を実施予定

これにより、仮想通貨関連の国際的な脱税リスクを軽減し、税務透明性を高める狙いがあります。

Bithumbが USD/KRW取引ペアを上場発表

韓国大手取引所 Bithumb が、新たに「USD1/KRW」の取引ペアを導入しました。以下が要点となります。

内容と影響

  • 上場対象は、「World Liberty Financial USD(USD1)」というステーブルコインで、1:1で米ドルにペッグされています。
  • 上場は2025年9月1日で、7:00 UTC に KRW(韓国ウォン)建てで取引が開始されました。

意義

  • 韓国投資家は、USD1を直接 KRW で売買可能となり、利便性と流動性が向上します。
  • ステーブルコインとしての安定性を活かしつつ、より幅広いトレーダー層の関心を引く可能性があります。

このニュースの過去の類似事例との比較

OECDのCARFへのコミット:国際的な動きとの整合

  • 2023年11月時点で、48の国・司法権がOECDの仮想資産報告フレームワーク(CARF)にコミットしており、アメリカ、イギリス、EU諸国、オーストラリア、ブラジルなどが含まれています。
  • さらに、2025年5月までに、52カ国が2027年にCARFに基づく情報交換を開始予定とし、15の国が2028年に開始予定と報告されています。韓国(Korea)も2027年開始のグループに含まれています。

多国間合意(MCAA)の署名と法的枠組みの整備

  • OECDが定めたCARF-MCAA(複数当局間同意書)に、オーストリア、カナダ、日本、韓国など、多くの国が2024年11月に署名しており、2025年時点でもその署名状況が維持されています。
  • これにより、CARFの国際的枠組みの法的な準備が進んだ形となります。

アジア太平洋地域におけるCARF導入の動き

  • オーストラリア、日本、韓国、シンガポールが2027年のCARF実施に向けてコミットしていることが報じられています。
  • この地域では仮想通貨の利用や規制が活発化しているため、CARF導入により国境を超えた税務透明性確保がさらに進む見通しです。

共通報告基準(CRS)との併用および整合性

  • CARFは、2014年に開始された金融口座情報の自動交換制度であるCRSと併行して導入される仕組みです。CRSは120以上の国が実施しており、既に金融取引に関する情報交換という土台が整っています。
  • CARFは、CRSがカバーしきれない仮想通貨取引に特化した枠組みとして位置づけられており、両者は補完関係にあります。

以上、韓国CARF参加のニュースを踏まえ、過去の事例との比較として以下の点が重要です:

  1. 多数の国が既にCARFにコミットし、2027~2028年に情報交換を開始予定であること
  2. 多国間合意(MCAA)への署名が進み、法的枠組みが整いつつあること
  3. アジア太平洋地域でも主要国(日本、韓国など)の参加が進んでいること
  4. 従来のCRSとの併用によって、CARFが仮想通貨に特化した補完的役割を果たすこと

関連する発言や解説

  • Binance(仮想通貨取引所) が、CARF参加に対して以下のように言及しています:
    • “South Korea has signed the CARF MCAA amid the country’s tax implementation plans.”
    • また、与党・民主党の政策委員長であるチン・ソンジュン氏は、“The automatic data-sharing system would make taxing foreign exchange transactions easier” と述べ、国際的なデータ共有により外国為替取引の課税が容易になるとの見解を示しています。
  • 韓国国税庁(NTS)長官候補の林光炫氏(Lim Gwang‑hyun) は、国会での答弁において、以下のような方針を明らかにしています:
    • 「仮想資産取引履歴の収集システムを構築し、AIを活用して早期に不正を検知する」
    • 「税務当局の焦点を必要とされる分野に厳格化させる『ピンポイント税務行政』が必要」
    • 「外国との税務情報交換を拡大し、海外税逃れを防止する」。
  • 韓国財務省(Ministry of Economy and Finance) の発表によると、CARF-MCAA署名により、「国内居住者の仮想資産取引情報が他国の税当局と自動的に交換される見通し」であり、これにより「仮想資産収益の透明性が強化され、海外における税収漏れへの対応を強化できる」としています

まとめ

発言者・組織コメント内容
BinanceCARF署名について言及。自動データ共有の効果を強調。
チン・ソンジュン議員外国為替取引の課税が容易になるとの見解を示す。
林光炫氏(国税庁長官候補)AIによる監視強化や「ピンポイント税務行政」の導入方針を表明。
韓国財務省CARFによる情報交換で税透明性が向上し、税逃れ対応が強化されると説明。

このニュースを受けて変動する可能性があるコイン

コイン名影響度理由
Bitcoin(BTC)中〜高韓国は世界有数のBTC取引市場を持つ国であり、取引データの報告義務化により短期的に個人投資家の動きが鈍化する可能性があるため。ただし長期的には市場の健全化としてプラス評価もあり得る。
Ethereum(ETH)DeFi利用やNFT関連で韓国人投資家が多く利用している。海外取引への報告強化で一部ユーザーの利用が減少する可能性がある。
KLAY(Klaytn)中〜高韓国発のパブリックブロックチェーンであるKlaytnのネイティブトークン。規制強化や税務報告制度の導入によって、国内での実需や投資需要に影響を受けやすい。
XRP(Ripple)海外送金目的で人気が高い通貨。韓国居住者の海外取引情報が国税庁に報告されるため、資金移動目的の利用が減少する可能性がある。
USD1(World Liberty Financial USD)Bithumbで新規上場されたばかりのステーブルコインであり、USD連動の新しいペアとして注目度が高まる反面、法規制が明確化される中で投資対象としての位置付けが揺れる可能性もある。
Monero(XMR)・Zcash(ZEC)などの匿名系コインデータ共有・透明性強化に逆行する匿名性の高い通貨は、規制対象になりやすく、韓国市場では取り扱いが敬遠される恐れがある。短期的な下落リスクが高い。

主要コインの最新状況(グローバルな指標)

  • Bitcoin(BTC):約110,213 USD。前日比 +0.03%。日中の高値 110,502 USD、安値 107,283 USD。
  • Ethereum(ETH):約4,381 USD。前日比 +0.0009%。高値 4,486 USD、安値 4,236 USD。
  • Klaytn(KLAY):約0.14796 USD。前日比 +1.86%。高値 0.14916 USD、安値 0.1432 USD。
  • XRP(Ripple):約2.80 USD。前日比 +2.56%。高値 2.83 USD、安値 2.71 USD。

Bithumb:KRW建てでの価格動向と出来高

コイン名KRW建て価格24時間出来高傾向
BTC/KRW約153.35M KRW0.46%増 (価格)、出来高微減安定推移
ETH/KRW約6.075M KRW-1.97%(価格下降)、出来高 +28.14%出来高活発化
XRP/KRW約3,883 KRW-3.98%(価格下降)、出来高 +0.41%転換点の可能性あり

私の見解

CARF参加という韓国の動きは、いよいよ仮想通貨に対する国際的規制が現実的に機能し始めている証拠です。2027年以降の情報交換開始により、グローバルな税務当局が緊密に連携し、脱税や資金逃避の抑制が期待されます。一方、仮想通貨投資家は今後、より一層自身の取引の透明性と合法性を意識せざるを得なくなるでしょう。

また、Bithumbによる USD1/KRW ペアの上場は、韓国市場におけるステーブルコイン利用の拡大を示します。法定通貨に直接ペッグされた安定資産は、ボラティリティの高い仮想通貨市場の中でリスク管理にも一役買う存在です。

今後、CARF適用後の制度運用や、ステーブルコイン市場の拡張がどのように韓国国内およびグローバル市場に影響を与えるか注目すべきテーマです。

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