AUSTRACによる罰金の理由と金額
CointreeがAML/CTF法に基づく「疑わしい取引報告(SMR)」を期限内に提出せず、75,120豪ドルの罰金を科された。
自主報告だったにもかかわらず罰則が課された点が注目。
Cointreeの対応と是正措置
違反を自己申告し、AUSTRACに全面的に協力。
今後のコンプライアンス強化策を公表しており、より厳格な処罰を免れた。
AUSTRACの暗号通貨業界への規制強化傾向
2025年に入ってから13社に正式措置、50社以上に警告。
国家リスク評価で暗号資産がマネーロンダリングリスクと明言され、監視強化中。
影響を受ける可能性がある仮想通貨銘柄
AUD連動ステーブルコイン、小規模トークン、オーストラリアを市場とするプロジェクトなどが短期的に影響を受けるリスク。
規制の前例としての意味合い
今回の処罰は他の暗号通貨関連企業に対する警鐘となり、業界全体に規制遵守を促す重要な一例。
Contents
AUSTRAC、暗号通貨取引所Cointreeに報告遅延で75,120豪ドルの罰金を科す
2025年5月16日、オーストラリアの金融情報機関AUSTRAC(Australian Transaction Reports and Analysis Centre)は、メルボルン拠点の暗号通貨取引所Cointree Pty Ltdに対し、疑わしい取引報告(Suspicious Matter Reports、以下SMR)の提出遅延を理由に、75,120豪ドルの罰金を科したと発表しました。
背景と違反内容
Cointreeは、自主的にSMRの提出期限を守れていなかったことをAUSTRACに報告しました。この報告を受け、AUSTRACは調査を行い、同社がAML/CTF法(2006年反マネーロンダリングおよびテロ資金供与防止法)に基づく報告義務を怠っていたことを確認しました。
AUSTRACのブレンダン・トーマスCEOは、「SMRの遅延提出は、金融システムの悪用に関する情報を迅速に共有する機会を失わせ、法執行機関の対応を遅らせる可能性がある」と述べ、報告のタイムリーな提出の重要性を強調しました。
Cointreeの対応とAUSTRACの評価
Cointreeは、違反を自主的に報告し、AUSTRACの調査に全面的に協力しました。また、将来的なコンプライアンス違反を防ぐため、内部システムと管理体制の改善に取り組んでいるとされています。
AUSTRACは、同社の協力的な姿勢と是正措置を評価し、「これらの対応がなければ、より厳しい規制措置が取られていた可能性がある」と述べています。
AUSTRACの暗号通貨業界への監視強化
AUSTRACは、暗号通貨取引所がマネーロンダリングやテロ資金供与のリスクにさらされやすいことを認識し、2024年には「オーストラリアにおけるマネーロンダリングの国家リスク評価」を発表しました。この報告書では、暗号通貨取引所のスピード、グローバルな到達範囲、仮名性、そして海外との資金移動の可視性の低さがリスク要因として挙げられています。
2025年に入り、AUSTRACは13の暗号通貨関連企業に対して正式な措置を取り、50以上の企業に潜在的なコンプライアンス違反の警告を発しています。
想定される影響銘柄とその分析
| 仮想通貨名 | 影響度 | 理由 |
|---|---|---|
| Bitcoin (BTC) | 低 | Cointreeの報告不備はBTCの基礎的価値に直接関係しないため、限定的な影響。全体市場が敏感になれば短期的な売り圧力が出る可能性あり。 |
| Ethereum (ETH) | 低 | BTC同様、市場のセンチメントに左右される程度であり、直接的な影響は限定的。 |
| Ripple (XRP) | 中 | 規制リスクに市場が敏感なXRPは、AUSTRACのような規制当局の動向に反応しやすく、オーストラリア市場での信用懸念が再燃する可能性あり。 |
| Chainlink (LINK) | 中 | Cointreeは中堅取引所であり、LINKのようなDeFiインフラ銘柄は規制の影響を受けやすいため、投資家心理に影響を与える可能性がある。 |
| Cosmos (ATOM) | 中 | 分散型エコシステム銘柄として、規制強化に対する反応が敏感。オーストラリアの顧客基盤に依存する取引所が影響を受ければ、間接的に売り圧力がかかる。 |
| オーストラリアドル連動ステーブルコイン(AUDTなど) | 高 | AUSTRACの動きは特に国内通貨に連動したステーブルコインの信頼性に影響し、需要減退の可能性がある。CointreeはAUDベースでの取引を多く扱っており、流動性にも影響。 |
| Cointree上場のローカル小型トークン(例:Power Ledger (POWR)) | 高 | 取引所の運営に信頼懸念が出た場合、上場維持や流動性に直結するため大きな影響が出る可能性がある。特にCointreeを主要市場とする銘柄は要注意。 |
今後の展望と考察
Cointreeのケースは、暗号通貨業界におけるコンプライアンスの重要性を再認識させるものであり、特にSMRの提出期限を守ることの重要性が浮き彫りになりました。
AUSTRACは、報告義務を怠る企業に対して厳格な措置を講じる姿勢を示しており、今後も暗号通貨業界への監視を強化していくと見られます。
暗号通貨取引所は、AML/CTF法に基づく報告義務を遵守するため、内部システムの強化やスタッフの教育を徹底する必要があります。また、業界全体としても、透明性と信頼性を高める取り組みが求められています。今回のCointreeへの罰金措置は、暗号通貨業界におけるコンプライアンスの重要性を再認識させるものであり、他の取引所にとっても警鐘となるでしょう。今後、業界全体でのコンプライアンス意識の向上と、AUSTRACとの協力体制の強化が期待されます。
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