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【2025年ver】暗号資産ペイパルユーエスディー(PayPal USD/PYUSD)とは徹底解説

ペイパルユーエスディー(Paypal USD/PYUSD)とは

ペイパルユーエスディー(PayPal USD / PYUSD)は、世界的な決済プラットフォームであるPayPalが発行する米ドル連動型ステーブルコインです。2023年に発表され、PayPalの子会社であるPaxos Trust Companyが発行・管理を担当しています。

PYUSDは1米ドルに価値が固定されており、その裏付けとしてアメリカ国債や現金、同等の現金性資産により担保されています。これにより価格の安定性が保たれ、決済や送金、Web3・DeFi領域での利用を目的としています。

ペイパルユーエスディー(Paypal USD/PYUSD)特長

PYUSDの主な特長は以下の通りです。

米ドルとの1:1の価値安定

PYUSDは米ドルと1:1の比率で価値が保たれるよう設計されています。これは、従来のボラティリティの高い暗号資産とは異なり、価格の安定性が重視されていることを意味します。

発行体がPaxosである点の信頼性

ステーブルコインの発行・管理を担うPaxosは、ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)によって規制されており、信頼性の高い運用体制が整っています。

イーサリアム上での発行(ERC-20)

PYUSDはEthereumブロックチェーン上のERC-20トークンとして発行されており、広く普及したDeFiやウォレット、取引所との互換性があります。

PayPalプラットフォームとの統合

PayPalとVenmoのアカウントを通じてPYUSDの送金、保有、交換が可能であり、既存のPayPalユーザーにとってスムーズな利用体験が提供されます。

比較

他の主要なステーブルコインと比較して、PYUSDはどのような位置づけなのでしょうか。

特徴PYUSDUSDT(Tether)USDC(Circle)
発行元PayPal(Paxos)Tether LimitedCircle Internet Financial
ブロックチェーンEthereum(ERC-20)複数対応複数対応
信頼性・透明性高い(規制対象)中程度(非公開資産あり)高い(監査報告あり)
利用シーンPayPal、Venmoなどグローバル取引所DeFi、企業決済など

PYUSDはPayPalという実需ベースでの利用に強みがある反面、グローバルな流動性やDeFiとの親和性ではUSDCやUSDTに一歩及ばない部分もあります。

ペイパルユーエスディー(Paypal USD/PYUSD)注目のプロジェクト

PYUSDを活用したプロジェクトや導入事例が徐々に増加しています。

  • PayPalとVenmoを介したP2P送金に対応
  • 一部のWeb3ウォレット(MetaMask、Ledgerなど)での保有に対応
  • 決済事業者やECプラットフォームでのテスト導入
  • PYUSDを使ったNFT購入やブロックチェーンサービスの決済利用

PayPalが既存の2億超のユーザーベースを活用できる点が、他のステーブルコインにはない優位性として注目されています。

ペイパルユーエスディー(Paypal USD/PYUSD)価格変動の転機

PYUSDはステーブルコインであるため大きな価格変動はありませんが、次のような要因が市場への影響を与えPYUSDにおける「価格変動の転機」とは

PYUSDは米ドルに1:1で価値が連動するステーブルコインであるため、通常の仮想通貨のような価格乱高下は起こりにくい設計です。しかし、以下のような転機によって、

  • 信頼性・需要・流動性の増減
  • 他のステーブルコインとのポジショニングの変化
  • 法的・規制的な評価の変動

といった「市場価値」や「実質的価値」が変動する場面が存在します。

ペイパルユーエスディー(Paypal USD/PYUSD)主な価格変動・評価の転機(時系列)

① 2023年8月:PYUSDのリリース発表

PayPalによる正式発表後、市場では“ビッグテックのステーブルコイン参入”として注目が集まりました。これにより、一時的に取引所やDeFi市場での需要が高まり、ガス代の上昇やERC-20ネットワークの混雑が見られました。

転機の要因

  • 米国大手企業がステーブルコイン発行に本格参入した初の事例
  • 安定性と信頼性を兼ね備えた新しい選択肢としての期待

② 2024年初頭:米国でのステーブルコイン規制議論

米国議会やSEC・CFTCによるステーブルコイン法案の草案が出回り、PYUSDがニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)の認可を受けている点が**「模範的なステーブルコイン」として評価**され始めました。

転機の要因

  • 規制強化によって、透明性と準拠体制が整っているステーブルコインに資金が流入
  • 非準拠のステーブルコイン(例:Tether)に対する警戒感の高まりが追い風に

③ 2025年6月:Stellarネットワークへの対応計画

EthereumやSolanaに加えて、Stellarネットワークへの展開が計画され、クロスボーダー決済市場への進出が本格化。この発表により、PYUSDが“国際送金向けステーブルコイン”として注目され始めました。

転機の要因

  • 決済特化型チェーンであるStellarとの統合で、用途の幅が拡大
  • トランザクション速度やコスト面での優位性が評価される

④ 2025年7月:「Pay with Crypto」サービス開始

PayPalが正式にPYUSDを活用した商業決済機能をローンチ。B2B、越境EC、デジタルコンテンツ販売など、多様なシーンでの使用可能性が広がり、実需ベースでの価格安定性が評価される流れに。

転機の要因

  • 単なる保有資産としてでなく「決済手段」として流通が加速
  • 取引量の増加と利便性の高さがユーザー数の増加を後押し

⑤ 2025年7月末:Bitso取引所での上場

ラテンアメリカを代表する仮想通貨取引所BitsoにてPYUSDが上場され、特にインフレ率が高く外貨需要の強い地域での利用が一気に拡大しました。

転機の要因

  • 地域的ニーズにマッチした通貨としての需要増加
  • 実需による“安定資産”のニーズが高まり、価格連動型通貨として再評価

総合的な分析:今後も起こりうる価格変動の転機

今後、以下のような要素が新たな転機となり、PYUSDの実質的な価値評価に影響を与える可能性があります。

  • 中央銀行デジタル通貨(CBDC)との関係性
    各国がCBDCを進める中、PYUSDとの補完・競合関係に注目が集まる可能性あり。
  • DeFiとのさらなる統合
    レイヤー2やクロスチェーン環境での対応が進めば、DeFiプロトコル内での需要が加速。
  • 国際金融機関や大手プラットフォームとの提携
    Mastercard、Visa、Stripeなど決済関連企業との協業によって商業的価値が跳ね上がる可能性。

結論

PYUSDは価格自体が変動するわけではありませんが、ステーブルコインとしての信頼性・実用性・規模感によって、市場での価値評価や需要は大きく変化します。これらの転機を的確に捉えることで、単なる価格グラフでは見えない「通貨としての成長曲線」を読み取ることができるのです。

ペイパルユーエスディー(Paypal USD/PYUSD)の導入が進んでいる国・地域(簡易表)

国・地域採用状況の概要特筆点
アメリカ主要導入国発行元が米国企業であり、PayPalユーザーが多い
イギリス一部利用可能PayPalとDeFiへの関心が高い
ドイツ増加傾向規制整備が進みつつあり、欧州のDeFi拠点
シンガポール早期導入フィンテック推進国として注目される
ブラジルユースケース拡大中スマホ送金アプリとPayPalの連携が進む

ペイパルユーエスディー(Paypal USD/PYUSD)採用状況の詳細と分析

アメリカ

PYUSDの発行元であるPayPalは米国を拠点とする企業であり、米国内のPayPalユーザー数は非常に多く、ステーブルコインの社会実装も進んでいます。特にVenmoとの連携によって、個人間送金の手段としてPYUSDが自然に浸透しています。また、規制環境についてもステーブルコインに特化した議論が進んでおり、今後の明確なルール整備が利用促進につながると見られます。

イギリス

イギリスでは、PayPalが提供する金融サービスが広く利用されており、仮想通貨に対する一般的な関心も高まっています。金融規制が比較的柔軟で、暗号資産を扱うフィンテック企業が多く存在するため、PYUSDを含むステーブルコインの利用が試験的に導入されている事例も見られます。特にeコマースやP2P取引において、PYUSDの安定性が評価されています。

ドイツ

ドイツは欧州連合(EU)の中でも規制に慎重な姿勢を取ってきましたが、近年ではブロックチェーン・ステーブルコインを活用した商取引のテスト導入が進んでいます。PYUSDについても、金融機関が仲介せずに直接送金できる点が評価されており、B2Bの支払い手段としての可能性が模索されています。また、ドイツの投資家層は価格の安定した資産を好む傾向にあるため、PYUSDの需要は今後さらに高まると予測されます。

シンガポール

シンガポールはブロックチェーンとデジタル通貨に対して非常に先進的な政策を取っており、PYUSDのようなステーブルコインが自然に導入されやすい土壌があります。国内の複数の暗号資産取引所ではすでにPYUSDが対応しており、クロスボーダー決済やフィンテック企業による新しい金融サービスに組み込まれつつあります。

ブラジル

南米地域では、インフレや為替の不安定さを背景にステーブルコインの需要が急増しています。特にブラジルでは、スマートフォンを使った送金・決済アプリの普及率が高く、PayPalも現地で積極的にサービス展開を進めています。PYUSDは米ドルに価値が固定されているため、資産保全の手段としてのニーズも高く、PayPal経由で簡単に利用できる点が支持されています。


総括

PYUSDは、PayPalという既存の巨大決済プラットフォームを活用して導入が進んでおり、特にアメリカを中心に欧州やアジア、南米の一部でも着実に浸透しています。法定通貨の安定性に課題を抱える国では“価値保存手段”として、先進国では“低コストの送金手段”や“Web3との橋渡し”として異なるニーズに応えながら、導入の裾野を広げているのが現状です。今後、規制とインフラが整備されることで、さらに多くの国で採用が進むと期待されています。

ペイパルユーエスディー(Paypal USD/PYUSD)の価格変動に連動しやすい通貨・資産(簡易表)

通貨・資産連動の方向性主な関係性の要因
米ドル(USD)直接連動PYUSDはUSDに1:1でペッグされている
米国債(短期債)間接連動PYUSDの裏付け資産として保有される
ステーブルコイン(USDC, USDTなど)同様の動き同じ米ドルペッグであり、用途が重なる
イーサリアム(ETH)やや逆相関ガス代やDeFi環境の変動に影響を受ける
金(GOLD)状況により逆相関または同調インフレ・リスク回避需要による代替関係

各通貨・資産との関係性の詳細

米ドル(USD)

PYUSDは「米ドルと1:1でペッグ(固定)」されているため、価値そのものは基本的に米ドルと同一です。そのため、米ドルの実質的な価値が為替市場で上下する際には、PYUSDの購買力も間接的に変動することになります。例えば、米ドルが他通貨に対して弱くなれば、PYUSDを海外で使用する際の価値も相対的に低下します。

米国債(短期債)

PYUSDはその裏付けとして「短期米国債」や「現金性資産」によって担保されており、その利回りや価格変動は運用パフォーマンスに影響を与えます。特に、金利が上昇すると米国債の利回りも上がり、ステーブルコインの保有・発行に対する投資家の期待も変わるため、市場の需要にも影響を与えます。

他のステーブルコイン(USDC、USDTなど)

USDCやUSDTなどの他の米ドル連動型ステーブルコインとPYUSDは、同じカテゴリで競合・共存しているため、互いの流通量や取引高の変動にある程度の相関があります。例えば、USDTが一時的に信頼性を疑われて売られた場合、代替手段としてPYUSDが買われるといった動きも見られます。

イーサリアム(ETH)

PYUSDはERC-20規格で発行されているため、Ethereumネットワークのガス代(トランザクション手数料)や混雑状況に影響を受けます。特に、ETH価格が急騰・急落する局面では、ユーザーがトランザクションを控えたり急増させたりするため、間接的にPYUSDの流動性や使われ方に影響が出ます。価格面で見ると、ETHとPYUSDはやや逆相関の傾向を持つ場合があります。

金(ゴールド)

金とPYUSDは、安全資産としての立ち位置で時に比較される存在です。インフレや地政学的リスクが高まる際には、投資家が金に資金を移すことがありますが、同様にボラティリティの低いPYUSDなどのステーブルコインに資金を避難させる動きも見られます。したがって、リスク回避ムードの高まりにより、両者の需要が同時に上がる場合もあれば、どちらか一方に資金が集中することで逆相関のような動きをする場合もあります。

総括

PYUSD自体はステーブルコインであり、価格が大きく変動することは基本的にありません。しかし、その「価値の安定性」を支える要因である米ドルの為替動向や、裏付け資産である米国債、さらにはブロックチェーン基盤であるイーサリアムの状況は、間接的にPYUSDの需給や利用環境に影響を与えます。

特に注目すべきは、他のステーブルコインとの相互関係や、金などのリスクヘッジ資産との代替的な関係です。これらの動きに注目することで、PYUSDの市場での存在感や今後のポジショニングを読み解くヒントになるでしょう。

直近のペイパルユーエスディー(Paypal USD/PYUSD)に関連する主な仮想通貨ニュース

日付要点
2025年6月11日PYUSDをStellarネットワークに対応させる計画をPayPalが発表(NYDFSによる規制承認待ち)
2025年6月23日MastercardがPaxosのGlobal Dollar Networkに参加し、PYUSDを含む複数のステーブルコインを自社ネットワーク上で支援
2025年7月17日PYUSDがレイヤー2のArbitrumネットワークにも展開されることをPayPalが発表
2025年7月28日PayPalが「Pay with Crypto」を開始。事業者向けにPYUSD(などの暗号資産)受け入れによる国際送金コスト削減を発表
2025年7月30日仮想通貨取引所BitsoでPYUSDが取り扱われるようになり、国際送金や利用拡大が期待される

各ニュースの詳細解説

2025年6月11日:Stellarネットワークへの展開計画

PayPalは、PYUSDをStellarネットワークへ展開する計画を発表しました。ただし、これはニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)の承認が前提となった発表です。Stellarは高速かつ低コストな決済に特化しており、リアルワールドでの送金サービスやマイクロファイナンスなど、幅広いユースケースが期待されます。

2025年6月23日:Mastercardによるネットワーク対応

MastercardがPaxosのGlobal Dollar Networkに参加し、PYUSDなどのステーブルコインをMastercardの支払いインフラに対応させることを明らかにしました。これにより、利用者や事業者はMastercard加盟店で安定した形でステーブルコインを利用できるようになることが期待されます。

2025年7月17日:Arbitrumへの展開

PayPalは、PYUSDをArbitrum上(レイヤー2)で使用可能にする展開を発表しました。こちらはEthereum互換のレイヤー2ソリューションにより、より低コストかつ高速なトランザクションが可能になり、DeFiやスマートコントラクトの開発者にとって魅力的な環境を提供します。

2025年7月28日:Pay with Cryptoの導入

PayPalは「Pay with Crypto」という新たな決済機能を開始し、事業者が100種類以上の暗号資産(PYUSD含む)を通じて即時に決済処理できる仕組みを提供しました。これにより、国際的なクレジットカード決済に比べて最大90%の手数料削減が可能になります。また、PYUSDをPayPalで保有すると報酬(最大4%)も得られる仕組みも強調されています。

2025年7月30日:Bitsoへの上場

アルゼンチンをはじめとしたラテンアメリカ地域で大きな影響力を持つ仮想通貨取引所BitsoがPYUSDの取り扱いを開始しました。これにより、国際送金の利便性向上や地域経済圏での普及が促進されると期待されています。

ペイパルユーエスディー(Paypal USD/PYUSD)総評

2025年6~7月にかけて、PYUSDは以下の4つの重要な方向で前進しています:

  • マルチブロックチェーン展開:Ethereumだけでなく、Solana(すでに展開済)に加えてStellarやArbitrumなどにも対応の予定。
  • グローバル決済基盤との連携強化:Mastercardによるネットワーク対応。
  • 実践的な決済ユースケースの拡張:Pay with Crypto導入により、商取引での利用が進む。
  • 新興市場への普及:Bitso上場によりラテンアメリカでのアクセスが向上。

ペイパルユーエスディー(Paypal USD/PYUSD)展望

今後のPYUSDの展開は、次のような観点から期待されています。

  • PayPalエコシステム全体での決済手段としての活用拡大
  • 国際送金における手数料削減とスピード向上への貢献
  • オンチェーンでの商取引やスマートコントラクトとの連携強化
  • 米国政府による規制整備によって信頼性が高まり、採用が加速する可能性

また、PayPal自体が金融機関に近いサービス展開をしていることから、PYUSDは“消費者にとって最も身近なステーブルコイン”として存在感を強めていくと予想されます。

ペイパルユーエスディー(Paypal USD/PYUSD)今後の考察

PYUSDの登場は、ステーブルコインの役割を“暗号資産取引の中継手段”から、“日常的な決済・送金のインフラ”へと進化させる転換点になる可能性があります。

現在のところはDeFiやNFTとの連携は限定的ですが、PayPalのユーザーベースを活かしてリアルな経済活動とブロックチェーンを繋ぐ架け橋となることが期待されます。

競合との違いを明確にしつつ、独自のユーザーエクスペリエンスと信頼性を強みとして、今後の成長に注目が集まるステーブルコインです。

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【初心者向け】メタマスク(MetaMask)とは?導入方法図解解説!

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