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【2025年ver】暗号資産パックスゴールド(PAXG)とは徹底解説

パックスゴールド(PAXG)とは

パックスゴールド(PAXG)は、1トークンにつき1トロイオンスの実物の金(ゴールド)に裏付けられた暗号資産です。米国の信頼性あるステーブルコイン発行企業「Paxos(パクソス)」が運営しており、PAXGはERC-20トークンとしてイーサリアムブロックチェーン上で発行されています。

PAXGの最大の特徴は、伝統的な金の価値を持ちながら、暗号資産の利便性を享受できる点にあります。これにより、仮想通貨のトレーダーだけでなく、インフレヘッジや資産の分散を考える投資家からも注目されています。


パックスゴールド(PAXG)特長

実物資産による裏付け

PAXGは、ロンドンの金保管会社であるBrink’sの金庫に保管されたロンドン金市場協会(LBMA)認証の金に裏付けされています。トークンの所有者は、常に実物の金と1:1で交換可能な価値を保持しています。

高い透明性と監査体制

パクソスはニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)からの認可を受けており、PAXGの発行・運用には厳格な監査が行われています。毎月第三者監査によって金保有量と発行済みトークン数の一致が確認されており、透明性が高いことも投資家にとって安心材料となっています。

小口投資が可能

従来の金投資では、金地金やコインの購入にまとまった資金が必要でしたが、PAXGでは小口から投資が可能です。これにより、より多くの人が手軽に金にアクセスできるようになりました。

グローバルかつ即時の取引

PAXGはブロックチェーン上で発行されているため、世界中どこからでも即時に送金・受け取りが可能です。伝統的な金取引では不可能だったスピードと利便性を実現しています。

他の金連動トークンとの比較

項目PAXGTether Gold(XAUT)Digix Gold Token(DGX)
発行企業PaxosTetherDigix
金の保管場所Brink’s(ロンドン)スイスシンガポール
規制NYDFS認可無認可不明確
ブロックチェーンEthereum(ERC-20)Ethereum(ERC-20)Ethereum(ERC-20)
監査体制月次監査あり非公開透明性はあるが監査頻度不明
信頼性高い中程度中程度

PAXGは特に規制・監査面で優位性があり、信頼性と流動性の高さにおいて際立っています。

パックスゴールド(PAXG)注目のプロジェクト

パクソスはPAXG以外にも、米ドル連動ステーブルコイン「USDP」や仮想通貨取引所向けのインフラ提供など、多くの信頼性の高いプロジェクトを展開しています。最近では、世界的な大手企業(PayPal、Mastercardなど)との提携も進めており、PAXGの流通性や利用シーンの拡大が期待されています。

また、一部のDeFi(分散型金融)プラットフォームやレンディングサービスにおいてもPAXGの活用が進んでおり、資産担保型トークンとしての実用性が評価されています。

パックスゴールド(PAXG)価格変動の転機

金価格に連動するPAXGの基本構造

PAXGは「1トークン=1トロイオンスの金」に連動しているため、金(ゴールド)の国際価格がそのままPAXGの価値に反映されます。このため、PAXGの価格は通常の仮想通貨とは異なり、投機的要因よりも金市場の需給バランスやマクロ経済の動向に強く影響を受けます。

歴史的な価格変動の転機

1. 2020年:コロナショックによる安全資産需要の急増

パンデミックによる経済の不確実性が高まる中、金は伝統的な「安全資産」としての役割を再認識され、金価格は急上昇しました。2020年8月には金の国際価格が過去最高値(約2,070ドル/トロイオンス)を記録し、それに連動してPAXGの価格も最高値を更新しました。

2. 2022年:米国の利上げ政策と金の価格調整

インフレ抑制のため米連邦準備制度(FRB)が急激な利上げを実施したことで、ドルの金利が上昇し、相対的に金の魅力が減少しました。これにより金価格が下落し、PAXGもそれに追随して一時的に価格を下げました。

3. 2023年:銀行破綻と信用不安による金回帰

シリコンバレー銀行(SVB)などの金融機関の破綻が連鎖的に発生したことで、再び安全資産への需要が増加し、金価格が反発。PAXGもこの動きと連動して価格上昇を見せました。

PAXG特有の影響要因

ブロックチェーン混雑とガス代の高騰

PAXGはEthereum上のERC-20トークンであるため、ネットワークの混雑時にはガス代が高騰し、取引コストが上昇します。この影響で短期的な流動性が下がり、一部の取引所では価格にスプレッドが発生することがあります。

Paxosの規制対応と信頼性の変化

運営元であるPaxosがNYDFSなどからのライセンスを維持・強化する動きがあると、市場では「規制リスクが低い」としてPAXGの信頼性が再評価され、需要が増す傾向があります。特に、Paxosが新たな国際市場に進出したタイミングでは、価格に影響を与えることがあります。

今後起こりうる価格変動の転機

インフレ懸念の再燃

世界的なインフレが再び加速すれば、実物資産である金の需要が高まり、それに伴いPAXGの価格も上昇する可能性があります。

米ドルの信認変化

PAXGは金に裏付けられているため、もし米ドルの信認が揺らぐような金融・政治的不安が発生した場合には、PAXGのような金連動資産への逃避が起こりやすくなります。

デジタル資産規制の強化

仮想通貨全体への規制が強化される中でも、PAXGは「資産裏付け型トークン」として例外的に認められる可能性があり、それが逆に資金流入を招く契機となることも考えられます。


PAXGの価格変動の本質は、「金の動きに連動するが、デジタル資産であることの影響も受ける」という二重構造にあります。そのため、単に金価格を見るだけでなく、仮想通貨市場の動向や規制環境も読み解く必要があります。


パックスゴールド(PAXG)展望

PAXGは、デジタル資産と実物資産のハイブリッドとして、今後さらに注目を集めると考えられます。金の価値に裏打ちされながらも、ブロックチェーン技術によって迅速・低コストで取引が可能な点は、特に不安定な経済状況下での資産保全手段として魅力的です。

今後は、より多くの取引所やウォレット、DeFiプラットフォームでの採用が進むことで、利便性がさらに高まることが予想されます。

パックスゴールド(PAXG)を活用している国の概要

国名主な特徴利用シーン背景
アメリカPaxosの本拠地で規制下にある投資商品、取引所での売買規制整備と機関投資家の関心
イギリス金取引市場(ロンドン)との関係が強い金投資代替手段世界的な金保管・流通の中心地
シンガポール仮想通貨フレンドリーな規制個人投資・DeFi活用アジアの金融ハブ、資産分散志向
アラブ首長国連邦(UAE)ドバイを中心に仮想通貨政策が進展富裕層の資産保全石油依存からの分散と金融立国戦略
トルコ高インフレ下での代替資産個人のインフレヘッジリラ安による資産防衛需要

深掘り解説

アメリカ

アメリカはPAXGの発行元であるPaxosの本拠地であり、規制当局であるニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)の認可を受けているため、信頼性が高い環境が整っています。多くの暗号資産取引所で上場されており、機関投資家も金の代替投資手段としてPAXGを活用するケースが増えています。特に資産管理やカストディ業務を行う企業との連携により、伝統金融との橋渡し役としての役割も拡大しています。

イギリス

ロンドンは金市場の世界的な中心地であり、金の現物取引や保管の拠点としての歴史があります。PAXGは金に裏付けられているため、伝統的な金投資を重視するイギリスの投資家にとっても親和性が高く、実物の金の代替資産として注目されています。金融都市としての透明性と規制の安定性も、PAXGの普及を後押ししています。

シンガポール

アジアにおける金融ハブであるシンガポールは、仮想通貨やブロックチェーンに対して比較的前向きな規制環境を整備しています。個人投資家は資産の分散手段としてPAXGを利用しやすく、さらにDeFi市場でも担保資産として活用されるケースが増えています。特に富裕層や企業がドル資産・金資産の分散を目的として導入する事例が多いのが特徴です。

アラブ首長国連邦(UAE)

ドバイを中心に、仮想通貨関連の規制整備や金融インフラの拡充が進んでいます。UAEは石油依存からの脱却を目指し、金融・観光など新たな経済基盤を築く過程で暗号資産を積極的に取り入れています。富裕層が資産保全のために金を伝統的に保有してきた文化があるため、PAXGのようなデジタル化された金資産はその延長として受け入れられやすい状況です。

トルコ

トルコでは高インフレと通貨リラの下落が続いているため、国民が資産を守る手段として金やドルに逃避する傾向があります。従来から金は人気の高い資産であり、それをデジタルで保有できるPAXGは個人投資家の注目を集めています。特に若年層やデジタル金融サービスを利用する層で、インフレヘッジ資産としてPAXGの利用が増えています。


このように、PAXGは「規制の信頼性が高い国」「金の取引が盛んな国」「インフレリスクの高い国」で特に活用が進んでいる傾向があります。

パックスゴールド(PAXG)と連動しやすい通貨・資産

資産・通貨連動性主な理由
金(ゴールド現物)非常に高いPAXGは1トークン=1トロイオンスの金に裏付けされているため、金価格に完全連動
金先物(COMEXなど)高い金現物と連動するため、短期的な需給や投機による影響を通じてPAXGも動く
金ETF(例:SPDR Gold Shares, GLD)高いETFも金に裏付けられた資産のため、同様に価格が動く
米ドル(USD)逆相関金価格はドルの強弱に影響され、ドル安時に上昇しやすい
債券(金利水準)逆相関傾向利回りが上がると金の相対的魅力が減り、PAXGも下落しやすい
インフレ指数(CPIなど)正の相関傾向インフレ懸念が高まると金需要が増加し、PAXGも上昇する
ビットコイン(BTC)部分的な正の相関「デジタル資産」全般としてリスクヘッジ需要がある時期に連動性が高まるが、基本は異なる値動き

連動する理由の解説

金(現物・先物・ETF)との連動

PAXGは「1トークン=1トロイオンスの金」に裏付けられているため、金価格と極めて高い相関を持ちます。金現物や金先物、金ETFが上昇すれば、PAXGも同じように上昇します。特に短期的には、先物市場での需給や投機的売買の影響がそのままPAXGに波及します。

米ドル(USD)との逆相関

金はドル建てで取引されるため、米ドルが強くなると金価格は下がり、PAXGも下落しやすくなります。逆にドル安になると、海外投資家が金を買いやすくなり、金価格が上昇し、PAXGの価格も上がる傾向があります。

債券(金利水準)との逆相関

金は利息を生まない資産であるため、国債の利回りが上昇すると相対的に魅力が減少します。その結果、金価格が下落し、PAXGも連動して下がる傾向があります。特に米国10年国債の利回りは金市場の主要な指標として注目されています。

インフレ指数(CPIなど)との相関

インフレが進むと、通貨の価値が下がり、購買力を守るために金の需要が高まります。このときPAXGも「インフレヘッジ資産」として価値が上がる傾向があります。歴史的にも、インフレ懸念が強まる局面では金価格とPAXGが大きく上昇しています。

ビットコイン(BTC)との部分的連動

ビットコインは「デジタルゴールド」と呼ばれることもあり、市場がリスク回避に動いた際には金と同じ方向に動く場合があります。ただし、BTCは高いボラティリティを持つため、必ずしも常に連動するわけではありません。特に金融危機や信用不安が強まると、PAXG(実物資産裏付け)の方が強い値動きを見せやすいです。


まとめると、PAXGは金を中心とした実物資産やそれに連動する金融商品と強い相関を持ち、さらにドルや金利、インフレ指標といったマクロ経済要因にも影響を受けます。一方で、ビットコインなど他の暗号資産とは「部分的な連動」にとどまるため、資産分散の観点でもユニークな位置づけを持っているといえます。

直近のパックスゴールド(PAXG)に関連する主な仮想通貨ニュース

日付内容概要
2025年4月3日Binanceが欧州でMiCA(暗号資産規制案)非対象ステーブルコイン(PAXGなど)を上場廃止予定と発表
2025年4月14日BinanceにおいてPAXGを含む複数の暗号資産に対応する新しいトレーディングペアが追加予定
2025年5月10日RabbitXとPaxosが24時間取引可能な金先物取引サービスの提供を開始
2025年7月30日メキシコの取引所BitsoにPAXGが上場し、低手数料・迅速な決済で金投資へのアクセスが容易になると紹介される
2025年7月31日PaxosがVisaのステーブルコイン決済サービスにUSDGおよびPYUSDを統合(PAXG自体は対象外)
2025年8月中旬Coinbaseのデータによると、PAXGが史上最高値(約3,529.57ドル)を記録した日付が4月22日であり、現在はそれを若干下回る水準で推移中
2025年4月15・6月20日直近の2週間~1ヶ月において、PAXGおよび他の金連動トークン(XAUTなど)のオンチェーン取引量が過去最高水準に到達

詳細な解説

2025年4月3日:BinanceのMiCA非対象トークン上場廃止発表

欧州における暗号資産規制「MiCA」に適合しないステーブルコイン(PAXGなど)は、Binanceが欧州市場での上場を廃止する予定であると発表しました。規制の変化が流通とアクセスに直接影響する事例です。

2025年4月14日:BinanceでPAXGの新トレードペア追加

PAXGを含む複数の暗号資産について、Binanceで新たなトレーディングペアが導入される予定となりました。この動きは、市場流動性の向上や取引機会の拡大といった追い風になる可能性があります。

2025年5月10日:RabbitXとPaxosによる24時間金先物取引の開始

RabbitX取引所とPaxosが提携し、金先物を24時間取引可能とするサービスを開始しました。PAXGを含む金連動資産の柔軟な取引環境が整うことで、投資家の利便性が一層高まります。

2025年7月30日:BitsoへのPAXG上場

メキシコを拠点とする暗号資産取引所Bitsoにおいて、PAXGが上場しました。低手数料かつ即時決済の仕組みを通じて、より多くのユーザーが金投資を手軽に始められる環境が整いました。

2025年7月31日:PaxosとVisaの連携報道

PaxosがVisaのステーブルコイン決済サービスに自社発行のUSDGおよびPYUSDを統合するとの報道がありました。一方でPAXG自体は直接の対象ではありませんでしたが、Paxosのインフラ拡張はPAXGの認知度や信頼性にも間接的に寄与する可能性があります。

2025年4月22日:PAXGが史上最高値を記録

Coinbaseのデータによると、PAXGは2025年4月22日に約3,529.57ドルの史上最高値を達成しています。現在はこの高値をやや下回る水準で推移している点が確認されています。

2025年4月~6月:オンチェーン取引量が過去最高水準

Coinbaseの直近データでは、PAXGおよび類似の金連動トークン(XAUTなど)のオンチェーン取引量が、4月中旬および6月上旬にかけて急増し、過去最高水準に達したことが示されています。特に地政学的リスクや市場の不透明感が高まった状況下で、安全資産としての注目が集まったと考えられます

パックスゴールド(PAXG)今後の考察

PAXGは金の価値に基づくという安定性を持ちながら、仮想通貨としての機能も有しており、「デジタルゴールド」の次世代形態として評価が高まっています。特に、経済危機時やインフレ期におけるリスクヘッジ資産として、個人・機関投資家の双方からのニーズが拡大しています。

今後の課題としては、より広範な金融インフラへの統合、イーサリアム以外のチェーンへの対応、多通貨ベースの資産トークン化などが挙げられます。

ブロックチェーンと伝統資産の橋渡しとなる存在として、PAXGは今後も進化を続けていくことが期待されます。

仮想通貨パックスゴールド(PAXG)の購入について

複数の海外取引所を併用するメリットについて

取引所毎にお得なキャンペーンが行われていたり、口座を開設して入金するだけでボーナス・ポジションが得られたり、よりハイレバレッジで先物取引を出来たりします。
その時に行われているキャンペーン次第では実質ノーリスクでトレードを楽しむことも可能です。

海外取引所によっては、直接国内取引所から送金できない取引所も存在するので、そういった場合はメタマスクのようなプライベートウォレットを利用して送金を間に挟む必要があります。

メタマスクの導入についてはこちらの記事を参考にしてください!

【初心者向け】メタマスク(MetaMask)とは?導入方法図解解説!

仮想通貨パックスゴールド(PAXG)は以下の取引所で購入出来ます!

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