Contents
- 1 ファーストデジタルユーエスディー(First Digital USD/FDUSD)とは
- 2 ファーストデジタルユーエスディー(First Digital USD/FDUSD)特長
- 3 比較
- 4 ファーストデジタルユーエスディー(First Digital USD/FDUSD)注目のプロジェクト
- 5 ファーストデジタルユーエスディー(First Digital USD/FDUSD)価格変動の転機
- 6 ファーストデジタルユーエスディー(First Digital USD/FDUSD)と連動しやすい通貨・資産一覧
- 7 なぜそれらと連動しやすいのか
- 8 直近のファーストデジタルユーエスディー(First Digital USD/FDUSD)に関連する主な仮想通貨ニュース
- 9 ファーストデジタルユーエスディー(First Digital USD/FDUSD)展望
- 10 ファーストデジタルユーエスディー(First Digital USD/FDUSD)今後の考察
- 11 仮想通貨ファーストデジタルユーエスディー(First Digital USD/FDUSD)は以下の取引所で購入出来ます!
ファーストデジタルユーエスディー(First Digital USD/FDUSD)とは
First Digital USD(FDUSD)は、香港を拠点とする金融企業、First Digital Limitedの子会社であるFD121 Limitedが発行する米ドル建てのステーブルコインです。1FDUSDは1米ドルにペッグ(価値固定)されており、現金やその同等資産によって裏付けられています。2023年6月または5月に導入され、EthereumやBNB Chainなど主要なブロックチェーンで利用可能です。
ファーストデジタルユーエスディー(First Digital USD/FDUSD)特長
- 完全準備金による裏付けと監査
FDUSDは信託会社であるFirst Digital Trust Limitedが分別管理する準備金によって1:1で裏付けられており、定期的に第三者監査が行われています。 - マルチチェーン対応とスマートコントラクト
EthereumやBNB Chain上で発行され、プログラム可能な通貨として金融契約やエスクロー、保険等で間接を介さず利用が可能です。 - グローバル送金とリアルタイム利用を意識した設計
24時間いつでも送金可能で、迅速・低コストな決済や国際送金に適しています。
比較
他のステーブルコインと比べても、FDUSDは以下のような優位性があります:
- Tether(USDT)の準備金透明性に対する不安(S&P Globalによる査定ではTetherと同等のスコア)に対し、FDUSDは分別管理や監査による透明性が高い点が魅力です。
- USD Coin(USDC)やPax Dollar(USDP)などと比較して、アジア市場を中心とした法規制や信頼性を意識した設計が差別化要因となっています。
ファーストデジタルユーエスディー(First Digital USD/FDUSD)注目のプロジェクト
- Binanceによる促進
BUSDの段階的廃止後、Binanceはユーザーに対しFDUSDへの移行を奨励しました。
ファーストデジタルユーエスディー(First Digital USD/FDUSD)価格変動の転機
2023年7月:Binance上場とゼロ手数料プロモ開始
FDUSDがBinanceに上場し、BTC/FDUSDとETH/FDUSDなどでゼロ手数料プロモーションが始まり、流動性獲得のきっかけになりました。
2023年11月〜2024年1月:BUSDの段階的終了とFDUSDへの自動コンバート
PaxosのBUSD新規発行停止を受け、BinanceはBUSD対応を段階的に終了。2023年12月以降、BUSD残高は1:1でFDUSDへ自動コンバートされ、板厚の移転が進みました。
2024年4月25日:主要ペアのゼロ手数料終了
BTC/FDUSDやETH/FDUSDなどのゼロ手数料を終了。以後もFDUSDは主要クォートとしての存在感を維持し、出来高シェアの高さが続きました。
2024年12月5日:グローバル集計での過去最安
CoinGeckoの集計では、この日に0.9404ドルを記録し、初期拡大局面での板流動性の偏りが露呈しました。
2025年2月3日:過去最高値方向への乖離
短時間ながら1.15ドルまで上振れし、需給の歪みがプレミアムとして表面化しました。
2025年4月2〜4日:最大級のディペグと迅速な修復
Tron創設者の発言をきっかけに一時0.87〜0.94ドル付近まで下落。その後、発行体は約2,600万ドルの償還に応じ、Binanceも準備資産の完全性を確認したと説明し、ペグはおおむね回復しました。
2024年後半〜2025年:マルチチェーン展開の進展
Solana(発表は2024年10月、実稼働は2025年1月)、Arbitrum、TONへと対応を拡大。取引先インフラの分散が進み、流動性の間口が広がりました。
2025年7月:時価総額の節目
2025年7月末に時価総額が約33億ドルに到達し、取引需要の定着が確認できました。
背景とメカニズム
- 取引所依存の需給変動
FDUSDはBinanceでのクォート通貨として急速にシェアを伸ばしました。ゼロ手数料の導入・終了やBUSD縮小といった「取引所側の制度変更」が、ペグからの乖離や出来高の集中を生みやすい土壌になりました。 - 集計指標と実勢のズレ
グローバル加重平均(アグリゲータの指標)では最安が0.9404ドルと記録される一方、単一市場の瞬間値では0.87〜0.91ドルまでの乖離が報じられました。板の薄い市場や一時的な需給ショックがあると、集計値と現場の最安値に差が生じます - 修復の実務
現金同等物での裏付けと償還窓口が機能し、裁定と償還でペグが回復しました。4月の事例では迅速な償還対応と外部検証が市場の安心材料になりました。
まとめ
FDUSDの価格変動の転機は、発行体の信用イベントよりも、実務的には「取引所ポリシーの変更」と「流動性の再配分」で生じやすい傾向があります。2025年4月の大きなディペグでも、償還と検証によって短期間で修復しました。今後は、手数料施策・自動コンバート・新チェーン対応といった運用面のアナウンスに注意しつつ、板の深さや乖離率、償還フローの稼働状況を併せて観察していくことが重要だと考えます。
ファーストデジタルユーエスディー(First Digital USD/FDUSD)と連動しやすい通貨・資産一覧
| 通貨・資産名 | 関連性・影響内容 |
|---|---|
| 米ドル(USD) | ペグ対象。価値安定の基軸となる |
| 米国短期国債(T-bills) | FDUSDの準備資産。需給変動で価格に影響 |
| 他のドル建てステーブルコイン(USDT、USDCなど) | 市場全体の需給動向が影響を与える |
| ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH) | 暗号市場全体の好不調がステーブルコイン需要に波及 |
なぜそれらと連動しやすいのか
米ドル(USD)
FDUSDは1:1で米ドルにペッグ(価値が固定)されているため、その価値の基準となる通貨です。米ドル相場の動きや米ドルの信用状況がFDUSDの安定性に直結します。
米国短期国債
FDUSDを裏付ける準備資産として、米国短期国債(T-bills)が含まれており、FDUSD発行体が市場でこれらを売買する際の需給変化が通貨価値に影響します。研究によれば、ステーブルコイン全体の流入・流出が短期国債の金利に影響し、それがFDUSDの価値安定にも関係します。
他のドル建てステーブルコイン(USDT、USDCなど)
市場全体のステーブルコイン需給バランスは、FDUSDの価値にも影響します。USDTやUSDCのような大手が市場で需給調整を起こすと、相対的にFDUSDにも価格の変動圧がかかることがあります。
暗号資産(BTC / ETH)
暗号市場全体のセンチメントや価格変動は、ステーブルコインへの資金流入・流出に影響します。そのため、ビットコインやイーサリアムの市場動向がFDUSDの需給にも波及しやすい傾向があります。
まとめ
FDUSDの安定性を左右する主要な連動対象は、以下の通りです:
- 米ドル(USD):価値安定の基準。
- 米国短期国債(T-bills):裏付け資産であり、金利・需給の変動が影響。
- 他のステーブルコイン(USDT、USDCなど):全体的な需給バランスと市場心理が関連。
- 暗号資産(BTC、ETH):市場センチメントや流動性の影響を受けやすい。
これらの資産や通貨の動向をモニタリングすることで、FDUSDの価値変動の背景理解やリスク管理に役立つ判断材料になります。
今後の注目ポイント
ステーブルコイン全体の取引量におけるFDUSDの存在感は高く、業界レポートでも主要クォートの一角として位置づけられています。市場シェア推移は安定性の指標の一つになります。
取引所の手数料・クォート方針の変更と新規上場の動きは、短期的なプレミアム/ディスカウントを招きやすいため、告知の前後はスプレッドと深さを確認するのが有効です。
チェーン対応の拡張は流動性の裾野を広げますが、ブリッジや保管先のオペレーション変更が同時に起きると、資金移動のタイムラグで乖離が出やすくなります。
直近のファーストデジタルユーエスディー(First Digital USD/FDUSD)に関連する主な仮想通貨ニュース
2025年4月3日
- Tron創業者のJustin Sunが、First Digital Trust(FDT)がFDUSDの準備資産を不正に移転したと主張し、約500百万ドルの資産流用疑惑を提起。その影響もあり、FDUSDは一時0.87ドルまでディペグ(ドルペグからの乖離)を起こしました。
- First Digital Trustはこれに強く反発し、「中傷キャンペーン」であるとして声明を公表しました。市場には動揺が広がりました。
2025年4月4日
- Justin Sunは、TrueUSDの準備金を取り戻すために5000万ドルの懸賞金プログラムを発表。FDUSD事件と関連づけつつ、調査呼びかけを行いました。
- 同日、FDTは約2600万ドル相当のFDUSDを償還し、FDUSDのペグを回復させたことを発表し、これによって市場の信頼回復につながりました。
2025年4月7日
- オンチェーンデータによると、主要な暗号資産が資金流出している中、FDUSDには1億7000万ドルの資金流入が確認されたことが報じられ、ステーブルコインとしての安定性をアピールしました。
2025年4月14日
- 独立系監査機関による最新レポートが発表され、FDUSDが引き続き1:1の裏付けを有していることが確認され、透明性と信頼性が再評価されました。
2025年6月5日
- Arbitrumチェーンへのネイティブ対応が発表され、これによりFDUSDのマルチチェーン展開がさらに進展し、利用の幅が広がることが期待されました。
2025年7月28日
- The Open Network(TON)へのネイティブ展開が正式に開始され、Telegramとの連携でオンチェーン流動性や利用機会が大きく増加する見通しが示されました。
ファーストデジタルユーエスディー(First Digital USD/FDUSD)展望
今後の展望としては、以下が期待されます:
- 利用可能なブロックチェーンネットワークの拡大(Solanaなど)。
- より高度な監査およびリアルタイム準備金情報の公開による信頼性の強化。
- グローバルな金融インフラとの連携強化やDeFiプラットフォームとの統合による利便性向上。
ファーストデジタルユーエスディー(First Digital USD/FDUSD)今後の考察
FDUSDは、アジアを起点にした透明性・信頼性の高いステーブルコインとして、DeFi、国際送金、スマート金融契約への応用が期待されます。他のステーブルコインとの差別化には、監査や分別保管による信頼確保と、マルチチェーン対応による利便性が鍵となりそうです。さらに、規制環境の整備とグローバルパートナーシップの展開が今後の広がりを左右するでしょう。
仮想通貨ファーストデジタルユーエスディー(First Digital USD/FDUSD)の購入について
複数の海外取引所を併用するメリットについて
取引所毎にお得なキャンペーンが行われていたり、口座を開設して入金するだけでボーナス・ポジションが得られたり、よりハイレバレッジで先物取引を出来たりします。
その時に行われているキャンペーン次第では実質ノーリスクでトレードを楽しむことも可能です。
海外取引所によっては、直接国内取引所から送金できない取引所も存在するので、そういった場合はメタマスクのようなプライベートウォレットを利用して送金を間に挟む必要があります。
メタマスクの導入についてはこちらの記事を参考にしてください!
【初心者向け】メタマスク(MetaMask)とは?導入方法図解解説!
仮想通貨ファーストデジタルユーエスディー(First Digital USD/FDUSD)は以下の取引所で購入出来ます!
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