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【2025年ver】暗号資産ネクソ(Nexo/NEXO)とは徹底解説

ネクソ(Nexo/NEXO)とは

ネクソ(Nexo)は、暗号資産を担保に法定通貨を借り入れることができる、ブロックチェーンベースのレンディングプラットフォームです。ユーザーはビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などを預け入れることで、それらを売却せずに現金を得ることが可能です。

ネクソは2018年にローンチされ、金融サービスの非中央集権化(DeFi)と中央集権型金融(CeFi)の中間に位置するプロジェクトとして注目を集めてきました。プラットフォームのユーティリティトークンとして「NEXO」が発行されており、利息の割増や手数料の割引などに利用されています。

主な提供サービス

  • 暗号資産担保型ローン
  • ステーブルコインおよび仮想通貨の高利回り預金
  • NEXOトークン保有者向けの配当支払い
  • クレジットカード型の暗号資産活用手段

ネクソ(Nexo/NEXO)の特長

暗号資産を売らずに流動性を確保

ビットコインなどの値上がりを期待して保有している人にとって、「売らずに借りる」というスタイルは大きな魅力です。ネクソでは、担保となる暗号資産を預けるだけで即時にローンを受けられます。

高利回りの利息収益

ネクソでは、ステーブルコインや主要な仮想通貨を預けることで最大16%(トークンや市場によって異なる)の利息を受け取ることができます。銀行預金に比べてはるかに高い利回りが魅力です。

NEXOトークンによる利点

NEXOトークンを保有・ステーキングすることで、利息がアップしたり、借入金利が割引されるなど、さまざまな特典を受けられます。また、プラットフォームの利益の一部は、NEXOトークン保有者に分配されます。

安全性と規制対応

ネクソは、資産保護のためにBitGoなどのカストディ企業と提携しており、保険付きの管理体制を整えています。また、KYCやAMLなどの規制遵守にも取り組んでいます。

他サービスとの比較

項目NexoBlockFi(終了)Celsius(破綻)
担保ローンありありあり
利息収益最大16%最大8.6%最大17%(一時)
カード発行ありなしなし
トークン活用NEXOトークンによる利回りUPなど特になしCELトークン使用(後に問題化)
信頼性継続中サービス終了破綻・訴訟中

ネクソは、同様のサービスを提供していたBlockFiやCelsiusが破綻した現在でも安定的に運営を続けており、相対的に信頼性が高いと評価されています。

ネクソ(Nexo/NEXO)注目のプロジェクト

ネクソは、従来のレンディング機能に加えて、以下のような新しい取り組みを進めています。

Nexo Cardの発行

Visaと提携して提供されているNexo Cardは、暗号資産を担保にしながら日常的な決済が可能なデビットカードです。利息が発生しつつ、手持ちの仮想通貨を手放さずに活用できるため、利便性と資産運用の両立を可能にしています。

Nexo Wallet

統合型の資産管理ウォレットを提供しており、預入、利息受け取り、ローン管理などを一括して行えます。

ネクソ(Nexo/NEXO)価格変動の転機

ネクソ(NEXO)の価格は、外部環境の変化や自社のサービス展開によって大きく動いてきました。以下、主な転機を時系列で解説します。

1. 2018年:ローンチと初期上場による短期的上昇

ネクソは2018年にプロジェクトを開始し、同年にNEXOトークンを上場させました。ICOブームが過熱していたタイミングだったこともあり、初期には期待感から一時的な上昇を見せました。

要因

  • レンディングという新しい金融サービスモデルへの注目
  • ICOバブルに伴う市場全体の熱狂
  • Binanceなど主要取引所での上場による流動性向上

しかしその後、仮想通貨市場全体の冷え込み(いわゆる「クリプトウィンター」)とともに価格は大きく下落し、長期低迷期に突入しました。

2. 2020年〜2021年:DeFiブームと利回り志向による上昇

2020年以降、DeFi(分散型金融)の爆発的な成長とともに、レンディング系トークンに対する関心が急増しました。Nexoは中央集権型ながらも、高利回りや安定したプラットフォーム運営で注目を集め、NEXOの価格もこれに連動して大きく上昇しました。

要因

  • 最大16%超の年利を打ち出した利回り戦略
  • NEXOトークン保有による利回りUPとインセンティブ設計
  • Nexo Cardなど新機能の追加による話題性

この時期には、NEXOトークンが0.10ドル台から一時3ドル台に迫るほどの大幅な価格上昇を記録しました。

3. 2022年:規制圧力と業界の信用不安による急落

2022年には、仮想通貨市場全体にとって逆風の年となりました。特に以下の出来事がNEXOの価格下落を招きました。

要因

  • BlockFi、Celsius、Voyagerなど同業他社の相次ぐ破綻
  • 米SECなど各国規制当局によるレンディング業者への調査強化
  • 仮想通貨市場全体の下落(特にBTCやETHの暴落)

さらに、ネクソ自身も米当局から一部の州で調査対象とされたことで、「中央集権型レンディング」に対するリスク懸念が高まり、価格は1ドルを大きく割り込む展開となりました。

4. 2023年〜2024年:信頼回復と安定運営による価格持ち直し

大手レンディング業者が次々と崩壊する中、ネクソは比較的安定した運営を維持し、サービス停止や資金流出といった致命的な問題を回避しました。これが徐々に投資家の信頼を回復させ、価格も0.7〜1.2ドル前後で推移するなど安定感を見せ始めました。

要因

  • 継続的な利回り提供とユーザー維持
  • ネクソカードなどのリアルユース展開
  • セキュリティ体制の強化と保険付きのカストディ

また、他業者に比べてユーザーファンドを安全に保っているという実績が、信頼の再構築につながっています。

5. 2025年:マーケット再活性化の兆しと注目

2025年現在、ビットコインの半減期後の市場活性化、トークン経済の再評価が始まっており、NEXOトークンにも再度注目が集まっています。今後は以下の要素が価格上昇のトリガーとなる可能性があります。

将来の上昇要因(予測)

  • 規制対応を完了した国際展開(特に欧州やアジア)
  • NEXOトークンのユーティリティ強化(投票、割引、特典など)
  • DeFiとCeFiの融合による新しい収益モデル
  • ステーブルコインの安定運用先としての需要増加

このように、NEXOトークンの価格は業界の信頼性、規制、利回りへの需要、そして自社の事業戦略によって大きく左右されています。今後も市場環境とネクソの舵取りが価格に直結することになるでしょう。

ネクソ(Nexo/NEXO)をよく取り入れている国・地域(概要)

国・地域特徴利用の背景
欧州連合(特にブルガリア、スイス)ネクソの発祥・拠点地域法制度が比較的整っており、EU市場におけるアクセス性が高い
イギリス暗号資産規制が進む主要市場フィンテックが強く、個人投資家・機関投資家ともに利用
アメリカ規制の厳格化の影響を受けつつも利用者は多い高利回り需要が強く、一部州ではサービス制限あり
東南アジア(シンガポール、フィリピン)仮想通貨普及率が高い新興市場銀行インフラ不足を補う手段として利用が進む
中南米(ブラジル、アルゼンチン)インフレ対策として暗号資産需要が大きいステーブルコインと共にネクソのレンディング活用が拡大

深堀り解説

欧州(ブルガリア・スイスを中心に)

ネクソはブルガリアで設立された企業であり、欧州市場を主な拠点としています。EU域内はMiCA規制(Markets in Crypto Assets Regulation)の導入により、統一的なルールで暗号資産が扱われる方向に進んでおり、ネクソにとっても有利な市場環境です。また、スイスは暗号資産の先進国として知られており、銀行業界と仮想通貨ビジネスの融合が進んでいるため、Nexoのようなレンディング型サービスとの親和性が高いです。

イギリス

ロンドンを中心にフィンテックが発達しており、暗号資産関連の利用も比較的進んでいます。英国金融行動監視機構(FCA)の規制下に入ることを前提としつつ、Nexoはここでも利用者を増やしています。特に個人投資家だけでなく、ヘッジファンドなど機関投資家が資産の一部を暗号資産で運用するケースも見られます。

アメリカ

米国は世界最大の暗号資産市場の一つですが、規制が厳しいという特徴があります。Nexoも一部州(例:ニューヨークなど)ではサービス提供が制限されており、2022年以降は規制当局との調整が大きな課題となりました。ただし、依然として高利回りを求めるユーザーや、従来の銀行に代わる金融サービスを必要とする層が多いため、需要は根強いです。

東南アジア(シンガポール・フィリピン)

シンガポールは暗号資産ビジネスのハブとして国際的に有名で、Nexoも金融特区の枠組みを活用しやすい環境があります。一方でフィリピンやベトナムなどでは、銀行インフラが十分に行き届いていない層にとって、ネクソのようなレンディングサービスが「銀行代替」として利用されています。

中南米(ブラジル・アルゼンチン)

インフレ率が高く法定通貨の価値が安定しない国では、ドル建てのステーブルコインと組み合わせてNexoが活用されています。たとえばアルゼンチンではペソの価値下落に対抗するため、ステーブルコインをネクソで運用する投資家が増えているとされます。ブラジルでは人口規模の大きさもあり、暗号資産市場全体の成長が目立っています。


まとめ

ネクソ(Nexo/NEXO)の利用が広がる背景には、それぞれの国ごとの金融事情が大きく関係しています。

  • 規制と制度が整った欧州では「安心感」
  • 金融革新に積極的なイギリスやシンガポールでは「フィンテック活用」
  • インフレや通貨不安が強い中南米では「資産防衛」
  • 銀行インフラが弱い地域では「銀行代替」

といった形で、国ごとに異なる理由からネクソが受け入れられているのが特徴です。

ネクソ(Nexo/NEXO)と価格変動が連動しやすい通貨・資産

通貨・資産相関の特徴背景
ビットコイン(BTC)強い相関市場全体のセンチメントを決定づける基軸通貨
イーサリアム(ETH)中〜強い相関DeFi市場全体の動向と直結するため
バイナンスコイン(BNB)中程度の相関取引所系トークンとしての連動性、規制ニュースで同様の影響を受けやすい
ステーブルコイン(USDT、USDC)弱い相関だが資金流入出に影響レンディングに利用される担保資産として需要が増減
レンディング系トークン(CEL、CROなど)強い相関(業界動向による)同業の信頼性や破綻リスクがニュースとして波及
株式市場(特に米テック株:NASDAQ)弱〜中程度の相関金融市場全体のリスクオン・オフに連動
債券利回り(米国債など)間接的相関金利動向が「利回り需要」に影響し、Nexo利用者の資金行動に反映

深堀り解説

ビットコイン(BTC)との相関

NEXOのようなアルトコインは、暗号資産市場全体の基軸であるビットコインの価格動向に大きく影響されます。BTCが上昇すれば市場全体がリスクオンとなり、レンディング需要も増えるためNEXO価格も上がりやすくなります。逆にBTCが下落すると、NEXOを含むアルト市場全体が売られやすくなります。

イーサリアム(ETH)との相関

ETHはDeFiの中心的存在であり、レンディング市場とも密接に関連しています。ETHが強気相場にあるとDeFi市場全体の資金需要が拡大し、Nexoのサービス利用も増えるため、NEXOトークンの価格も上がる傾向があります。

バイナンスコイン(BNB)との相関

BNBは取引所トークンの代表格であり、ユーティリティトークンとしての性格がNEXOと似ています。両者は規制ニュースやレンディング・取引所関連の動きに反応しやすく、相関が見られる場面があります。

ステーブルコイン(USDT、USDC)との関係

直接の価格相関は弱いですが、Nexoのレンディングでステーブルコインが多く利用されているため、資金の流出入に影響します。市場全体がリスク回避に傾けば、NEXOの利用者もステーブルコインを保持しがちになり、NEXO価格には下押し圧力がかかります。

レンディング系トークン(CEL、CROなど)

同業他社の動向はNEXOに直結します。例えばCelsius(CEL)の破綻時には「レンディング業界全体の信頼性」が揺らぎ、NEXOの価格も連動して下落しました。逆に、業界全体で新しい規制対応やサービス改善が進むと、ポジティブな影響を受ける傾向があります。

株式市場(特に米テック株)

暗号資産市場は「ハイリスク資産」と見なされるため、NASDAQなど米国のハイテク株指数と連動することが多いです。リスクオン環境では資金が流入しやすく、逆に景気後退懸念や金利上昇時には資金が抜けやすくなります。

債券利回り(米国債など)

間接的な要因ですが、金利上昇は伝統的金融資産の魅力を高めるため、Nexoの「高利回り」という魅力が相対的に弱まり、NEXOトークンの需要減少につながります。逆に低金利環境では、Nexoの利回りが際立ち、資金流入が増える傾向があります。


まとめ

NEXOは、ビットコインやイーサリアムといった主要暗号資産との強い相関を持ちながら、同時に「レンディング業界全体の信用性」や「金利動向」「リスクオン・オフ環境」に左右されるという特徴があります。
そのため、単なるアルトコインとしてではなく「暗号資産×金融サービス」の性格を持つ資産として分析することが重要です。

ネクソ(Nexo/NEXO)に関する直近の仮想通貨ニュース

2025年1月23日

Nexoが「成長・ロイヤリティ・責任」をテーマに掲げた2025年向け戦略を発表しています。2024年の成果として、110億ドル以上の資産管理額や、NEXOトークンホルダーへの2.5億ドル超の利息配布を明らかにし、より高度なインフラと特典提供を2025年にも展開するという内容です。

2025年3月6日

Nexoが中東市場でのライセンスを取得したことを報告し、過去のトラブルからの対応をクリアしたうえで、中東地域でのサービス提供を強化していく意向が示されています。

2025年4月28日

Nexoが米国市場への再参入を正式に発表しました。Donald Trump Jr. やNexo共同創業者のAntoni Trenchevなどが参加するイベントで、「アメリカこそ再びNexoにふさわしい場所」との声明が出され、規制整備の進展を背景に、段階的にサービスを展開していく計画が紹介されています。

2025年7月15日

Nexoの暗号資産担保型クレジットカード(Crypto Card)が、利用量で3桁成長を記録したことが明らかになっています。前年同期比で取引総量は203.3%増、週あたりの取引頻度は324%増という圧倒的な伸びが報告され、ヨーロッパでの採用が進んでいることが示されています。

2025年8月(約3か月前)

FT紙が報じたところによると、トランプ政権下で米国の暗号資産に対する規制姿勢が緩和され、Nexoを含む複数の仮想通貨企業が米市場への進出や拡大を模索していると伝えられています。これを受け、Nexoの米国戦略に対する期待感が高まっています。

ネクソ(Nexo/NEXO)今後の展望

ネクソは「暗号資産を使った日常の金融」の中核を担うサービスとして、今後も市場拡大が見込まれます。とくに以下の点が注目されています。

  • 規制への適応とライセンス取得の進展
  • クロスチェーン対応やDeFi連携の強化
  • 法定通貨との橋渡し機能の拡充
  • カードやウォレット機能のユーザー拡大

また、ステーブルコイン需要の高まりにより、高利回りの預金型商品は引き続き人気を集める可能性があります。

ネクソ(Nexo/NEXO)今後の考察

ネクソ(Nexo)は、破綻や規制強化の波を乗り越えながらも、中央集権型の利便性と分散型金融の革新性をバランスよく取り入れて成長しているプロジェクトです。特に、日常生活で仮想通貨を活用するための「実用性」にフォーカスしている点が、他のプラットフォームとの差別化につながっています。

今後も、透明性や安全性を確保しながら、ユーザーにとって使いやすい仮想通貨金融サービスを提供し続けられるかどうかが、NEXOトークンの価値とプラットフォームの将来性を左右するカギとなるでしょう。

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メタマスクの導入についてはこちらの記事を参考にしてください!

【初心者向け】メタマスク(MetaMask)とは?導入方法図解解説!

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