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トランプ系仮想通貨WLFIが11億円バーンも価格30%下落で市場に動揺

WLFIは約47百万トークン(約11億円相当)をバーンし、流通供給を0.19%削減
 → 市場へのインパクトは限定的だが、価格安定策として注目された。
価格は上場後の高値から約30%下落し、バーン後も回復は限定的
 → バーンの即効性や価格上昇効果には疑問が残る。
今後はプロトコル手数料を利用した買戻し・バーンプログラムの導入が検討されている
 → 継続的なトークン供給削減が実現すれば、価格安定に寄与する可能性あり。
WLFIはトランプ一族との関連が話題性を呼んでいるが、プロジェクトの実態や信頼性には課題がある
 → 話題先行型のリスクを投資家は慎重に見極める必要がある。
価格変動やバーン施策だけでなく、実用性・透明性・コミュニティの動向が今後の評価材料となる
 → 本質的価値の検証が今後の重要な判断軸。

トランプ関連の仮想通貨「WLFI」、約11億円分をバーンも価格は30%超下落

2025年9月上旬、トランプ一家が関与しているとされる仮想通貨プロジェクト「World Liberty Financial(WLFI)」が、約47百万枚のトークンをバーン(焼却)したことが確認されました。これはおよそ11億円に相当し、市場に流通するトークン量を減らすことで価格の下支えを狙ったものです。

一方で、トークン価格は上場後の高値から30%以上下落しており、バーンの効果には限界も見られます。本記事では、バーン実施の詳細、価格変動の背景、そして今後の展望について解説します。

バーンの概要と目的

WLFIは、2025年9月2日に約47百万枚のトークンをバーンしました。これは流通している全トークンの約0.19%に相当し、焼却額は約1,134万ドル(約11億円)となっています。バーンはブロックチェーン上でも確認されており、実際にバーンウォレットに送付されたことが記録されています。

この施策の目的は、供給量を減らすことで価格の希少性を高め、トークン価格の安定化を図ることです。さらに、今後はプロトコルが保有する手数料を使って、市場からトークンを買い戻し、再度バーンする「自動的な供給削減メカニズム」の導入も検討されています。

WLFIの価格推移と市場の反応

WLFIは上場後、一時0.331ドルまで上昇しましたが、その後短期間で約0.21ドル台まで下落し、30%以上の調整となりました。この下落は、初期の過熱した投機的な買いと、それに続く利確売りによるものと見られています。

バーン後も価格に大きな反発は見られず、市場は限定的な反応にとどまっています。焼却量が流通量全体に対して極めて小さかったことも、価格回復に影響を与えなかった要因の一つと考えられます。

バーンの効果とその限界

トークンバーンは理論上、供給を減らすことで価格を上げる効果があります。しかし、今回のWLFIのバーンは全供給量の0.19%に過ぎず、供給面に大きなインパクトを与える水準ではありませんでした。

今後、買戻しと組み合わせたバーンが継続的に行われるのであれば、中長期的には価格維持に一定の効果が見込まれます。ただし、その実行力や運用の透明性が確保されることが前提となります。

投資家心理とバーンのバランス

投資家にとってバーンはポジティブなニュースである一方、バーンが行われるということ自体が価格の下落や需要不足を示唆する場合もあります。そのため、バーン単体では価格の上昇を保証するものではなく、あくまで戦略の一環として機能するに過ぎません。

プロジェクトへの信頼性と将来性

WLFIはトランプ元大統領やその一族との関係が取り沙汰されており、マーケティング的な側面では強い話題性があります。しかし、プロジェクトの実態やユースケースについては明確な情報が少なく、投資対象としての信頼性には課題が残っています。

また、こうした著名人を前面に出したトークンは、短期的な盛り上がりと価格変動が激しい傾向にあり、長期的な成長や安定を求める投資家には不向きな場合もあります。

今後の注目点

・買戻し・バーンプログラムがどのように導入されるか
・開発チームやコミュニティからの透明性ある情報発信
・ユーティリティや実際の活用例の拡充

これらが今後のWLFIプロジェクトの価値を大きく左右する要素となるでしょう。

過去の類似事例との比較

WLFIによるトークンバーンは、仮想通貨業界において過去にも見られた施策のひとつです。過去の主要なバーン事例と比較することで、今回の対応の位置づけや市場への影響をより明確に理解することができます。

OKX(OKB)の大規模バーンと価格急騰

2025年8月、暗号資産取引所OKXは、独自トークンOKBの大規模なバーンを実施しました。バーン量は6,500万枚を超え、市場はこれに強く反応し、当日の価格は160%以上上昇しました。さらに取引量も約4倍に急増しており、タイミングと戦略の巧妙さが際立った事例といえます。

この事例は、単に供給量を削減するだけでなく、市場の期待感や需要の高まりと合致したことで、バーンが実質的な価格上昇要因となった典型例といえます。

Ethereum(ETH)のEIP-1559による継続的バーン

Ethereumでは、EIP-1559の導入により、ネットワーク手数料の一部が自動的にバーンされる仕組みが確立されています。このような継続的かつ自動的なバーンは、トークンに対する市場の信頼性や価値安定性を高める結果につながりました。

特定の日には、発行されるETHよりもバーンされる量が多くなる「デフレ状態」が発生したこともあり、市場にポジティブな印象を与えています。

Binance Coin(BNB)とStellar(XLM)の戦略的バーン

BNBは四半期ごとに定期的なバーンを実施しており、これはあらかじめロードマップに組み込まれているため、投資家からの信頼を維持しやすい構造となっています。

また、Stellar(XLM)は2019年に、発行済みトークンのうち550億XLMを焼却するという非常に大規模なバーンを行いました。この事例は、供給量を大幅にカットすることで、プロジェクトの将来的な成長と希少性を強調し、長期的な価値創出を狙ったものです。

Bonk(BONK)のミームコイン的戦略

Solanaベースのミームコイン「Bonk」は、2025年4月に2,780億BONKのバーンを承認しました。市場の注目を集めるためのプロモーション的要素が強いですが、それでも一定の価格上昇と話題性につながりました。

このようなケースは、短期的な投機熱を活用するという意味では効果的である一方、長期的な安定性とは異なる戦略です。

Ripple(XRP)のバーン活用と法的戦略

Rippleは、米国での部分的な法的勝利の発表タイミングに合わせて、XRPのバーンを行うことで、市場に安心感とポジティブな材料を提供しました。これは、バーンを戦略的に用いて投資家心理を安定させる手法として注目されました。

このようなケースでは、法的要素と組み合わせた施策により、トークンの信頼回復と価格の安定化を狙っています。

WLFIとの比較と総合的評価

これら過去のバーン事例と比較すると、WLFIの実施した約0.19%のトークンバーンは、量的にも影響力の面でも控えめな規模といえます。また、市場の反応も限定的であり、価格の急反発にはつながっていません。

他の事例では、大規模かつタイミングを見極めた施策、あるいは継続的な供給削減といった取り組みが成功の鍵となっており、WLFIにおいても今後のバーンの継続性や、プロジェクトの透明性・ユースケースの提示が求められる局面となっています。

今後、単発のバーンにとどまらず、より戦略的かつ長期的な視点での供給管理と市場信頼の構築が重要になると考えられます。

関係者や市場からのコメントと反応

WLFIによるトークンバーンの発表と実施を受け、仮想通貨業界内外からさまざまなコメントや見解が寄せられています。市場関係者、専門家、プロジェクト関係者の声を通じて、今回の施策に対する温度感や期待、懸念を整理します。

投資家・専門家の見解

Kevin Rusher(RAAC創業者)

WLFIのトークンローンチとその後の動きについて、過度な投機に対する懸念を示しています。特に著名人との結びつきによる価格の急変動が、暗号資産市場全体の信頼性に悪影響を与える可能性を指摘し、長期的には機関投資家による健全な関与が必要だとコメントしています。

Mangirdas Ptašinskas(Galxeマーケティング責任者)

Ethereumネットワーク上でWLFIが展開されたことで、ガス代の高騰が発生した点に言及し、「ガス代が200ドルから50ドル以上に急騰するようでは、一般ユーザーの利用を妨げる要因になる」と述べました。インフラの課題も含め、プロジェクトの実用面にも改善の余地があると示唆しています。

分析メディア・情報プラットフォームの評価

Ainvestによる評価

WLFIの買戻しとバーンの提案について、戦略的意義はあるとしつつも、供給過多の構造的問題やトークン設計の透明性不足が、長期的な価格安定を妨げるリスクとして残っていると分析しています。バーンが単発の施策で終わる場合、限定的な効果しか得られないとしています。

Mitradeの市場分析

今回のバーンを短期的にはポジティブと評価する一方で、根本的なトークン供給の構造問題を解決するには継続的な買戻しやユースケースの提示が必要であるとしています。また、バーン後の価格の反応が限定的だったことから、市場の信頼がまだ定着していない点も指摘しています。

プロジェクト関係者のコメント

WLFIアンバサダー「Tespmoore」氏の発言

コミュニティとの協議において、バーンに用いる手数料の配分について複数案が検討されたものの、最終的には「100%バーン」の方針が支持されたと述べています。これは長期保有者への還元を重視するコミュニティの意思を反映したものとされています。

その他の企業や市場からの反応

Binanceの取引データ分析によると、WLFIのバーンによって一部の投資家の信頼回復に寄与した可能性があるとの見解が出されています。また、トークンの発行と同時にバーンが行われた点について、供給管理に対する誠意の現れと受け止める声もありました。

一方、金融市場全体としては、WLFIのような著名人関与型のトークンに対して慎重な姿勢を保つ動きが続いており、今後の展開次第では規制強化や市場調整への警戒感も強まる可能性があります。


このように、WLFIのバーンに対する反応は一様ではなく、肯定的な評価と懐疑的な意見の双方が存在しています。市場の信頼を本格的に獲得するには、バーンだけでなく、ユースケースや透明性といった根本的な価値の提示が求められていることがうかがえます。

このニュースを受けて変動する可能性があるコイン

WLFIのトークンバーンおよび価格下落をきっかけに、同様の特性や文脈を持つ他の仮想通貨にも影響が及ぶ可能性があります。以下に、特に注目される可能性のある銘柄と、その影響度・理由をまとめました。

コイン名影響度理由
TRUMP(MAGA)トランプ関連銘柄として直接的な連想が働きやすく、同様の投機マネーの流入・流出に影響を受けやすい。類似プロジェクトとしての比較対象となる可能性も高い。
BONK(BONK)ミームコインかつバーン実績あり。バーン施策の評価が再注目され、短期的な投機熱に連動する動きが起きる可能性がある。
BNB(Binance Coin)低〜中定期バーンを実施している代表的銘柄。供給調整に関する話題の再燃によって、再評価や注目が集まる余地がある。
ETH(Ethereum)WLFIの高額ガス使用がイーサリアムの混雑要因となり、手数料高騰への関心が再燃する可能性あり。ただし価格への直接影響は限定的。
TRUMPWIN新興のトランプ系ミームコイン。WLFIの動向に対する投資家の反応により、連想買いや売りが発生しやすい。
PEPE(PEPE)投機的ミーム系銘柄の代表格として、ミーム市場全体のセンチメントに左右される可能性が高い。トレンドとしての波及リスクあり。

このように、WLFIに関連する動きは、特に政治的キャラクターを前面に出したミームコインや、バーン戦略をマーケティングに活用している銘柄に波及する可能性があります。投資家の心理的な連想や、プロジェクトの信頼性比較が価格変動の引き金になるケースも想定されます。

関連コイン・銘柄の直近の価格・出来高推移

WLFI(World Liberty Financial)

指標現状および推移
価格0.21~0.22ドル前後で推移しています。CoinGeckoでは「約0.2163ドル」、Binanceでは「0.21375ドル」、Krakenでは「0.21ドル」と報告されています
下落率24時間でおよそ-6~7%の下落、1週間でも-6%前後の調整が見られます
最高値からの乖離先週のピーク(約0.46ドル)からは50%以上の下落となっており、現在は約52%の水準にあります
出来高24時間の出来高は約10億ドルに達しており、取引活性は依然として高い状況です

また、Trading debut時にはWLFIは最大で約50%急落したとの報道もあります。

ABTC(American Bitcoin:トランプ関連のビットコインマイニング企業の上場株)

  • Nasdaq上場初日には最大で110%上昇し、その後収束して約16~17%高で終了
  • 現在、時価総額は70~90億ドル規模と評価されています。

その他関連トークン:$TRUMP や $MELANIA

具体的な直近の価格や出来高データは得られませんでしたが、2025年初頭に発行されたトランプ関連のミームコイン「$TRUMP」は、数日間で時価総額50億ドル以上に達したという歴史があります。今回のWLFI騒動により、短期的な連動リスクが意識される可能性も高いと考えられます。


総括

  • WLFI は発行直後から激しく値を動かし、現在は最高値の半分以下の価格で落ち着いています。にもかかわらず、出来高は依然として高く、市場関心は根強いです。
  • American Bitcoin(ABTC) は上場に伴う急騰後に落ち着きを取り戻していますが、その規模は依然として大きく、トランプ関連の暗号資産市場への関心の高さを示しています。
  • 過去のトランプ関連ミームコイン は今回の動向ともリンクする可能性がありますが、直近の流動性・価格データは乏しく、今後の動向に注視が必要です。

まとめと考察

WLFIによるバーンは、価格下落に対する応急措置としての意味はありますが、供給量全体に与える影響は限定的であり、短期的な価格上昇には繋がっていません。今後、プロジェクトが本当に投資に値するかどうかを見極めるには、バーン以外の要素、すなわちユースケースやチームの透明性、ロードマップの実行力などに注目すべきです。

また、著名人を前面に出したプロジェクトは「話題性」だけが先行し、後から失望売りが続くリスクもあります。投資判断を行う際には、価格の動きだけではなく、プロジェクトの本質的な価値を見極める視点が重要だといえるでしょう。

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