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【2025年ver】暗号資産トロン(TRON/TRX)とは徹底解説

トロン(TRON/TRX)とは

トロン(TRON/TRX)は、分散型のインターネットを目指すブロックチェーンプラットフォームであり、主にエンターテインメント業界に特化したプロジェクトとして知られています。TRONのネイティブトークンは「TRX(トロン)」で、主にネットワーク上での手数料支払いやガバナンス、ステーキングなどに利用されます。

2017年に中国出身の起業家ジャスティン・サン氏によって設立され、以後、強力なマーケティングと急速な技術開発により注目を集めてきました。

トロン(TRON/TRX)の特長

高速かつ低コストのトランザクション

TRONは、1秒あたり最大2,000件の処理能力を持ち、ネットワーク手数料もほぼゼロに近い設計となっています。これにより、マイクロペイメントやDAppsの運用に適した環境が整っています。

コンテンツ配信の分散化

TRONのミッションは「中央集権的なコンテンツプラットフォームを排除し、クリエイターと視聴者が直接つながる経済圏を構築すること」です。これにより、YouTubeやNetflixのような仲介者を必要としない、新しい収益モデルが生まれる可能性があります。

スマートコントラクトとDAppsの対応

Ethereumと同様に、TRONでもスマートコントラクトを利用した分散型アプリケーション(DApps)の開発が可能です。実際にTRONネットワーク上ではゲーム、ギャンブル、DeFiなど様々なDAppsが稼働しています。

トロン(TRON/TRX)と他プロジェクトの比較

特徴TRON (TRX)Ethereum (ETH)Solana (SOL)
処理速度約2,000 TPS約15 TPS約65,000 TPS
手数料ほぼ無料高め安価
コンセンサス機構DPoS(代表者選出)PoSPoH+PoS
スマートコントラクト対応対応対応
メイン用途コンテンツ配信、DAppsDeFi、NFT高速DeFi、NFT

TRONは、技術的にはEthereumより高速・低コストであるものの、開発者コミュニティやエコシステムの規模ではやや劣る側面もあります。

トロン(TRON/TRX)注目のプロジェクト

TRONネットワークでは、以下のような代表的なプロジェクトが稼働しています。

JustLend

TRON上で展開される分散型レンディングプラットフォームで、TRXやUSDTを預けて金利収入を得ることが可能です。

Sun.io

ステーブルコインのスワップや利回りファーミングを提供するDeFiプラットフォームで、TRONユーザーに人気があります。

BitTorrent(BTT)

TRONが買収したP2Pファイル共有プロトコル「BitTorrent」は、BTTという独自トークンとともに分散型ストレージエコシステムを構築しています。

トロン(TRON/TRX)価格変動の転機

TRON(TRX)は2017年の登場以降、複数の価格変動を経てきました。その動きには、仮想通貨市場全体の潮流だけでなく、TRON固有の技術開発・戦略的提携・プロジェクトの買収なども大きく影響しています。

2017年:ICOブームとTRONの立ち上げ

TRONは2017年8月にホワイトペーパーを公開し、同年9月にはICO(Initial Coin Offering)を通じて約7,000万ドルを調達しました。ちょうどこの時期はイーサリアムベースのICOが乱立していた時期であり、TRONもその恩恵を受けて注目を集めました。

価格の動き:

  • ICO時は1 TRXあたり0.002ドル程度
  • 2017年12月〜2018年1月にかけて、仮想通貨市場全体のバブルとともに急騰
  • 2018年1月5日には過去最高値となる0.30ドル台を記録

2018年:BitTorrentの買収とメインネットのローンチ

2018年は市場全体の調整局面に入り、多くの仮想通貨が下落しました。しかし、TRONは大型の戦略的施策を展開しました。

  • 2018年6月にEthereumベースのERC-20トークンから独自ブロックチェーンへ移行(メインネットローンチ)
  • 同年7月、P2Pファイル共有の老舗「BitTorrent」を買収
  • その後、BitTorrentトークン(BTT)をTRON基盤で発行し、DApps統合を推進

価格の動き:

  • 市場全体の弱気トレンドにより、価格は0.02ドル前後まで下落
  • ただしBitTorrent買収によって一定の下支えと注目を維持

2020〜2021年:DeFiブームとUSDT拡大

2020年から始まったDeFi(分散型金融)の拡大は、TRONにも大きな影響を与えました。TRON上でのUSDT発行量が急増し、Ethereumよりも手数料の安いトランザクション手段として支持されるようになりました。

さらに、TRON独自のDeFiプラットフォーム(JustSwap、JustLendなど)の登場により、エコシステムが一気に拡充しました。

価格の動き:

  • 2020年8月には0.04ドル台まで上昇
  • 2021年4月には仮想通貨市場全体の上昇に連動し、0.16ドル近辺まで到達

2022年:USDDステーブルコインの発表とTerraショック

TRONは2022年5月に独自のアルゴリズム型ステーブルコイン「USDD」のローンチを発表しました。これはTerra(LUNA)の「UST」を参考にしたモデルであり、価格安定性と分散性を兼ね備える構想でした。

しかし、同時期にTerraの崩壊が起こり、ステーブルコイン市場に大きな不信感が広がりました。

価格の動き:

  • USDDの発表直後に一時的な上昇を見せたが、TerraショックによりTRXも下落
  • 2022年6月時点で0.06ドル台まで後退

2023年〜2024年:安定期と規制リスクの台頭

TRONは、USDTやUSDCなどのステーブルコインの発行基盤として成長を続け、ブロックチェーン上のトランザクション量では上位をキープしました。USDTのトランザクションの大半がTRONネットワーク上で処理されていることも、エコシステムの実需を示しています。

一方で、規制リスクも台頭し始めました。米SECによるステーブルコイン規制の強化、そしてジャスティン・サン氏に対する調査報道などもあり、TRX価格には一時的な不安要素が表れました。

価格の動き:

他の主要通貨と比べると価格変動は比較的緩やかステーキング需要が価格を下支えする要因となっています。

2023年後半〜2024年初頭は0.07〜0.09ドルのレンジで安定推移

トロン(TRON/TRX)今後の展望

TRONは、中央集権型サービスへの依存を減らすことを目指し、Web3.0の実現に向けて邁進しています。特に、独自のステーブルコインUSDDの発行、DeFiインフラの整備、NFT分野への進出など、多方面での拡張が進んでいます。

また、ジャスティン・サン氏自身の影響力や積極的な国際展開も、今後の普及において重要な要素といえるでしょう。

トロン(TRON/TRX)を積極的に活用する国(簡易比較表)

国名主な活用分野特徴・背景
中国個人間送金、OTC取引中国人創業者による影響力、USDTの需要が高い
ナイジェリア海外送金、P2P決済通貨不安・インフレ回避手段として人気
トルコ投資・保有目的、DeFi活用高インフレとトルコリラの価値下落による代替手段
ベネズエラ基本的な決済、P2P・OTC取引ハイパーインフレに対応するための手段
ウクライナDeFi・DApps・USDT取引技術に明るい若年層中心に利用拡大

国別に見るトロン(TRON/TRX)の活用背景と動向

中国:創業者の母国で根強い支持

TRONの創設者であるジャスティン・サン氏は中国出身ということもあり、中国国内ではTRXを知る層が比較的多く、特に**OTC市場(店頭取引)**においてUSDT(TRONネットワーク版)を介したやり取りが盛んに行われています。
一方で、中国政府は中央集権型の仮想通貨に対して厳しい規制を続けており、TRONも例外ではありません。ただし、TRC20版USDTが手数料ゼロで高速送金可能な点から、実用面では根強い需要があります。

ナイジェリア:通貨不安と高いP2P取引量

アフリカ最大の経済大国ナイジェリアでは、現地通貨ナイラの信用低下と海外送金需要の高さから仮想通貨の利用が急速に進んでいます。TRONネットワークを通じたUSDT取引は、P2Pプラットフォーム(例:Binance P2P、Paxfulなど)上で非常に活発です。
また、ナイジェリアでは若年層を中心にモバイルファーストな金融行動が浸透しており、手数料と送金スピードに優れたTRONの優位性が支持を集めています。

トルコ:高インフレを背景に仮想通貨が定着

トルコではここ数年で物価高とトルコリラの急落が続いており、その影響で仮想通貨に価値保存手段を求める人が増えています。TRONは、USDTなどのステーブルコインを通じて利用されることが多く、現地のトレーダーや個人投資家にとって不可欠な存在となっています。

ベネズエラ:ハイパーインフレと仮想通貨の実需

政府による強い通貨統制と長年続くハイパーインフレの影響で、ベネズエラ国民の多くは現地通貨ボリバルよりも、米ドルやUSDTなどの価値安定資産を好んで利用しています。TRONはその中でも、取引手数料がかからない点やモバイル対応の容易さから、日常の少額決済にまで利用され始めています。

ウクライナ:技術リテラシーの高い国民によるDeFi活用

ウクライナは東欧諸国の中でも特に仮想通貨の浸透率が高い国の一つです。若年層の技術リテラシーが高く、TRON上で動くDAppsやDeFiプロトコルを積極的に活用する動きも見られます。さらに、地政学的リスクに対する資産分散の一環として、TRXやUSDT(TRC20)による資産移動のニーズも増加傾向にあります。


このように、TRONは送金コストの低さ・スピード・USDTとの親和性を武器に、通貨不安を抱える国や、仮想通貨への関心が高い国々で現実的な実需を持っています。

トロン(TRON/TRX)と連動して動く通貨・資産一覧(傾向ベース)

資産・通貨名主な連動傾向理由・背景
USDD(USドル連動型ステーブルコイン)TRXと密接に関連TRON独自のステーブルコインで、担保にTRXを使用
USDT(TRC20版)間接的に連動TRONネットワーク上で大量に取引されている
BitTorrent(BTT)中~強連動TRONとエコシステムを共有、技術的・資本的に関連
JUST(JST)強い連動TRON基盤のDeFiプロジェクトで、TRXと相互作用がある
仮想通貨全体指数(例:BTC・ETH)市場環境次第で連動市場のリスクオン/リスクオフ傾向に連動しやすい

トロン(TRON/TRX)連動の背景と理由の解説

USDD:TRXの価格と直接関係するステーブルコイン

USDD(Decentralized USD)は、TRONが立ち上げたアルゴリズム型ステーブルコインです。USDDの価格安定性は、主にTRXの担保資産としての価値に依存しており、市場でTRXが大きく値下がりすると、USDDの信頼性にも影響を及ぼすことがあります。
また、USDDの発行・償却プロセスにもTRXが関与しており、これにより相関関係が強まりやすい構造となっています。

USDT(TRC20):トランザクションボリュームと手数料依存

USDTはTRONネットワーク上で最も利用されているステーブルコインであり、取引高の多くがTRC20(TRON規格)で行われています。TRXは、ネットワーク手数料(バンド幅やエネルギー)として消費される資産であるため、USDTの送金需要が増えるとTRXの需要も上昇します。
このため、USDTの利用量が上昇する局面では、TRXの価格が追随する傾向があります。

BitTorrent(BTT):TRONエコシステム内の姉妹資産

BitTorrentはTRONによって買収されたプロジェクトであり、そのトークン(BTT)はTRONブロックチェーン上で稼働しています。
TRON財団がBTTを支援している背景もあり、TRXとBTTはマーケットで同時に注目されることが多く、相場の動きが似通う傾向にあります。

JUST(JST):DeFiプロトコルとしての相関性

JSTは、TRON上で展開されているDeFiプラットフォーム「JustLend」などで使用されるトークンです。これらのプロトコルはTRXを担保資産や利回り源泉として利用しており、JSTの価値はTRXの信頼性や価格に依存しています。そのため、市場でTRXが上昇する局面では、JSTも連動して買われやすい傾向があります。

ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)との連動

仮想通貨全体がリスクオン相場に入った際、TRXも他のアルトコインとともに上昇する傾向があります。特にビットコインが価格を大きく動かす場面では、投資家心理によりTRXにも資金が流入するケースが多く見られます。
反対に、市場が全体的にリスクオフになると、TRXも含めて多くのアルトコインが資金逃避の対象となるため、ビットコインやイーサリアムと一定の相関関係が存在しています。


このように、TRON(TRX)は独自エコシステム内のトークンとの技術的・資本的な結びつきが強く、それに加えて市場全体のセンチメントにも左右される複合的な構造を持っています。
この連動性を理解することは、TRX価格の将来を予測するうえで重要な要素となります。

直近のトロン(TRON/TRX)に関連する主なニュース

2025年6月15日

TetherがTRON上のUSDT約1230万ドル分を凍結
マネーロンダリング対策として、Tether社がTRONネットワーク上で不正利用の疑いがあるUSDTを凍結しました。これはブロックチェーンの透明性と法令遵守を強化するための措置とされています。


2025年6月16日

TRON関連企業がNASDAQ上場を発表
香港を拠点とするTron Inc.が、米国の上場企業SRM Entertainmentとの逆合併を通じてNASDAQ市場への上場を計画していると発表されました。これにより、TRONのグローバル展開が加速すると期待されています。


2025年7月1日

USDTのTRONネットワーク利用量が前年比で100%増加
2025年7月の統計において、TRONチェーン上のUSDTトランザクションが前年同月比で2倍に増加したことが報告されました。これは特にP2P送金やステーブルコイン活用の増加によるものです。


2025年7月7日

Plume NetworkがTRONと統合し、リアル資産との接続を開始
DeFiとリアルワールド資産(RWA)を結ぶPlume Networkが、TRONブロックチェーン上での運用を開始。これにより、TRONエコシステム内で不動産や債券などからの利回りが得られるサービスが展開されるようになりました。


2025年7月11日

TRONが第2四半期に過去最高のUSDT移動量を記録
2025年第2四半期、TRONネットワークを通じて1.93兆ドル規模のUSDTが移動され、四半期ベースで過去最大の記録を達成しました。この数値は、TRONがUSDTにおける主要基盤であることを再確認させるものです。


2025年7月14日

TRONが累計66億件以上のトランザクションを達成
TRONネットワークの総トランザクション数が66億件を超え、同時にDeFi領域におけるTVL(ロックされた資産額)も153億ドルに到達。エコシステム全体の拡大が進んでいます。


2025年7月15日

ミームコイン「TRUMP」がTRONネットワークに対応開始
Solanaで発行されていた政治風刺トークン「TRUMP」がTRONネットワークにも展開されました。創業者のジャスティン・サン氏がこれを歓迎し、1億ドル相当の追加購入を検討していると報じられています。


2025年7月17日

Tron Inc.がNASDAQで取引開始、TRXを大量保有する上場企業が誕生
SRM Entertainmentとの合併により、Tron Inc.が正式にNASDAQ市場で取引を開始。保有するTRXは3億6500万枚を超え、公開企業としては最大級の保有規模となっています。


2025年7月19日

TRX価格が0.32ドルの抵抗ラインに接近、取引件数は日次で1000万件近くに
価格が重要なテクニカルポイントに差し掛かる中、ネットワークの日次取引件数が約1000万件に迫っており、今後の価格ブレイクアウトの可能性に注目が集まっています。


これらのニュースは、TRONエコシステムの急成長と規制・商業的展開の両面での動きを示しており、今後の価格や普及度に大きく影響を与える可能性があります。

トロン(TRON/TRX)今後の考察

TRONは、その高速性・低コストという技術的強みを活かして、より多くのDAppsや金融サービスを取り込むことでエコシステムを拡大していくと予想されます。ただし、他の先進的なブロックチェーンとの競争も激しく、単なる性能だけでなく、開発者支援・規制対応・透明性といった要素が中長期的な成功の鍵を握ると考えられます。

今後の成長を見極めるには、TRON財団の動向や新規提携プロジェクト、法規制の変化などを継続的にウォッチしていくことが重要です。

仮想通貨トロン(TRON/TRX)の購入について

複数の海外取引所を併用するメリットについて

取引所毎にお得なキャンペーンが行われていたり、口座を開設して入金するだけでボーナス・ポジションが得られたり、よりハイレバレッジで先物取引を出来たりします。
その時に行われているキャンペーン次第では実質ノーリスクでトレードを楽しむことも可能です。

海外取引所によっては、直接国内取引所から送金できない取引所も存在するので、そういった場合はメタマスクのようなプライベートウォレットを利用して送金を間に挟む必要があります。

メタマスクの導入についてはこちらの記事を参考にしてください!

【初心者向け】メタマスク(MetaMask)とは?導入方法図解解説!

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