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PayPal、米国で仮想通貨100種決済対応開始!加盟店と顧客双方に利便性向上

PayPalが米国加盟店向けに100種類以上の仮想通貨決済を導入
「Pay with Crypto」として正式提供。決済オプションの拡大が主目的。
主要対応コインと影響度
BTC・ETH・PYUSDが中心、ステーブルコインは流動性面で注目。
加盟店と顧客双方にメリット
低手数料・即時換金・利便性向上で中小事業者にも導入ハードルが低い。
PYUSDの普及加速
PayPal独自ステーブルコインの利用促進が決済エコシステムの拡大につながる。
規制対応と米国外展開が今後の焦点
規制整備や国際展開スケジュールが普及の鍵となる。

PayPal、仮想通貨決済サービス「Pay with Crypto」を米国で提供開始へ

サービス概要

7月28日、オンライン決済の大手 PayPal は、米国の加盟店向けに仮想通貨による支払いを可能にする新サービス「Pay with Crypto」を発表しました 。

  • 対応コイン数:100種類以上(ビットコイン、イーサリアム、USDT、USDC、XRP、BNB、Solana ほか)今後200種類以上対応予定。
  • ウォレット連携:Coinbase Wallet、MetaMask、Binance、OKX、Kraken、Phantom、Exodus 等をサポート
  • 決済手数料:第1年は 0.99% に抑えられ、従来の国際決済と比べ最大で 90%削減 を目指す

🔄 特徴とメリット

  • ボラティリティ対策:加盟店側の受け取った仮想通貨は即座にステーブルコイン(主に PayPal USD=PYUSD)または法定通貨に変換されることで、価格変動リスクを回避
  • グローバル利用への布石:PayPalは現在約6億5,000万人の暗号資産ユーザーにアクセスしており、3兆ドル以上の仮想通貨市場と加盟店をつなぐ狙いです

🗓 提供時期と報酬制度

  • リリース予定:米国加盟店向けには「数週間以内」に提供開始予定。厳密なローンチ日は未定です
  • 報酬プログラム:加盟店が PayPay アカウントで PYUSD を保有すると、保有残高に対し年率約 4% の報酬が得られる制度も併設(変更の可能性あり)

背景と戦略的意義

PayPal は 2020年から仮想通貨の売買・保有をユーザー向けに提供し、2023年にはドル連動型ステーブルコイン「PYUSD」を発行しました 。

さらに直近では、中小企業や国際決済に強い「PayPal World」構想の一環として、5つの主要デジタルウォレットを統合したグローバル決済ネットワークを展開しています 。

また、Coinbase との提携により、PYUSD に関する取引手数料の免除や米ドルへの直接換金を実現し、安定性と流動性を向上させています 。

これらの動きを通じて、PayPal は「fiat と crypto を一体化したプラットフォーム」へと成長し、国境を越えた支払いの摩擦を大幅に緩和する狙いです 。

考察

PayPal の「Pay with Crypto」は、仮想通貨の普及とビジネスへの浸透を加速させる大きな一歩です。以下、注目すべきポイントを整理しました。

  1. 加盟店の導入ハードルが低い
     既存のウォレットと連携し、価格変動リスクを抑制することで、導入の心理的・技術的ハードルが低減。
  2. 中小企業の国際展開に追い風
     0.99%の低コスト決済は、従来の国際クレジットカード手数料(数%程度)と比べて非常に有利。海外取引のコスト削減に直結します。
  3. PYUSDの普及促進
     報酬制度や CoinBase との協力により、安定コインとしての PYUSD の利便性が高まり、使用・保持の動機づけに。
  4. 規制対応とリスク管理の徹底が鍵
     NYDFS の認可未取得地域(例:ニューヨーク州)を含め、規制環境の変化に注意が必要です。また、暗号資産の保有には市場リスクやCustodyリスクが伴います。

総じて「Pay with Crypto」は、PayPal の決済エコシステムを次世代に進化させる戦略的な試みです。今後、米国外への展開やウォレット連携の拡大が進めば、グローバル決済インフラにおいて急速に存在感を高める可能性があります。

  • 対象:米国事業者向けに展開開始予定
  • 特徴:仮想通貨100銘柄以上、主要ウォレット連携、即時変換+低手数料
  • 狙い:低コスト・国際決済、ウォレットユーザーとの接点拡大、PYUSDエコシステム強化

今後の展開として、サービスの米国外展開時期、加盟店側の導入事例、規制対応状況に注目が集まります。

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