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PurposeXRPETF承認で北米機関投資マネー殺到カナダ発暗号革命

カナダ初のXRP現物ETF誕生
Purpose Investmentsが手掛ける「Purpose XRP ETF」が6 月 18 日にTSX上場。BTC・ETH現物ETFに続く“第3幕”として北米機関マネーの新たな流入口に。
想定される資本流入インパクト
BTC現物ETFの初月10億ドル流入がベンチマーク。XRP時価総額比で約2-3 %相当の新規買い需要が見込まれ、短期ボラティリティ拡大余地。
レギュレーションの明確化が追い風
2025年3月公表のOSFI暗号資産ガイドラインで自己資本・流動性要件が規定され、銀行/保険会社も参入しやすい制度設計に。
米国・欧州への波及とETF競争激化
米SECとの係争を抱えるXRPがカナダで先に商品化されたことで、SOL・ADA・XLMなど他アルトETFへの期待と“先回り資金”が活発化。
残るリスクとモニタリングポイント
▸ 米SEC訴訟の決着時期 ▸ ETFの現物調達が市場にもたらす流動性リスク ▸ 2026年以降の規制アップデート――これらが中長期パフォーマンスの鍵。

ビットコイン(BTC)に続きイーサリアム(ETH)でも先鞭を付けてきたカナダが、ついにリップル(XRP)の現物(スポット)ETFを承認しました。2025年6月18日、トロント証券取引所(TSX)で取引を開始する「Purpose XRP ETF(ティッカー:XRPP)」は、投資家がカストディやウォレット管理なしにXRPの価格パフォーマンスへ直接アクセスできる初の上場商品です。

Purpose XRP ETFの概要

項目内容
運用会社Purpose Investments Inc.(世界初の現物BTC ETFを手掛けたカナダの資産運用会社)
上場市場トロント証券取引所(TSX)
上場日2025年6月18日
ティッカーXRPP(CADヘッジ)/XRPP.B(CAD建て)/XRPP.U(USD建て)
特徴100%現物保有・毎日開示、カストディは機関向けコールドストレージ

Ontario Securities Commission(OSC)の最終目論見書レシートを取得済みで、カナダの投資信託規制(NI 81-102)下で販売可能な“パッケージ商品”として位置付けられます。

「門戸を開く」カナダの暗号資産レギュレーション

  • ETF承認の実績
    • 2021年の現物BTC ETF(Purpose Bitcoin ETF)は上場1か月で10億ドル超の資産残高を積み上げ、市場の潜在需要を証明しました。
    • その後、ETHやマルチアセットETFも続々と上場し、カナダ市場には現在13本超の暗号資産ETFが流通しています。
  • 連邦レベルの明確化
    • 銀行・保険会社向けに**OSFI(カナダ金融機関監督局)が2025年3月に発出した「暗号資産エクスポージャー資本・流動性ガイドライン」**は、2026年から適用予定。暗号資産を保有・取引する金融機関の自己資本比率やリスク管理要件を定義し、「やってはいけない」ではなく「こうすればいい」と示す原則主義が特徴です。

これらの政策整備により、投資家は規制明確な枠組み内で暗号資産にアクセスできる状況が整いました。

資本流入ポテンシャル:数字で読むインパクト

ベンチマーク:BTC ETF

  • 上場後1か月で10億ドル、現在も約8.3億米ドル規模の残高を維持(BTCC U基準、2025年5月末時点)。

XRP価格への初動

  • 承認報道(6月16日)直後の24時間でXRPは約7〜8%上昇し、出来高も急増しました。

想定フロー試算

  • 目的:分散投資 & 送金系ユースケース
  • XRPの時価総額は約420億ドル(執筆時点)。BTC ETF比で**同規模の“初月10億ドル流入”**が起これば、サプライ比で約2.4%に相当し、流動性の薄い取引時間帯では価格にさらなる上昇圧力がかかる可能性があります。

国際的波及効果と米国へのプレッシャー

米国ではまだXRP現物ETFの申請・審査事例はなく、Ripple社と米SECの係争が続く中で停滞しています。一方カナダは「法律係争≠資産の価値」と切り分け、商品化を先行させました。これにより、

  • 機関投資家や多国籍ファンドが“北米枠”でカナダ市場経由のXRPエクスポージャー確保を模索
  • 米SECへの先を越された”圧力が強まり、アルトコインETF競争が激化する可能性
  • 欧州の暗号ETP市場でもXRP重量化の再評価が進む

といった“ドミノ効果”が期待されます。

残るリスクと課題

リスク要因具体的内容
価格変動性XRPの裁定市場はBTCより薄く、高いボラティリティ
法的不確実性米国でのSEC訴訟が完全決着していない点
流動性リスクETF需要急増時に現物取得が市場インパクトを起こす可能性
規制変更OSFI最終ガイドライン適用(2026年)で銀行の保有制限が強化されるシナリオ

まとめ

  • Purpose XRP ETFの上場は、暗号資産ETFの“第3幕”を開くイベント
  • カナダは規制明確化×商品ラインナップ拡大で、機関投資家マネーの受け皿として優位性を確立
  • XRP ETFによる初期フローは数億〜10億ドル規模と推定され、市場シェア拡大が見込まれる
  • 米国を含む他国の規制当局に対し「先行事例」として強い示唆を与える

想定される変動コインと影響分析

コイン名影響度主な理由
XRP★★★★★直接的なETF対象。現物需要の急増、価格と出来高の顕著な上昇を既に確認。機関投資家の参入ハードルが下がり、長期的な価格上昇圧力も。
Stellar (XLM)★★★★☆同じ送金系ユースケース。XRPと技術的ルーツを共有し、XRP上昇に連れ高しやすい。将来的なETF対象候補としても注目される。
Solana (SOL)★★★★☆米国でのアルトコインETF候補の一角。XRP ETF承認がアルトETFへの期待を高めることで、投資家の関心がSOLにも波及。
Cardano (ADA)★★★☆☆技術重視層に支持される基盤チェーンで、米国ではETF承認報道もあり。XRPの事例が後押しとなり、投資対象として再評価の可能性。
Litecoin (LTC)★★☆☆☆ETF申請中で注目度はあるが、ユースケースや技術革新の観点では伸び悩み。短期的な投機思惑で上下する可能性。
Bitcoin (BTC)★☆☆☆☆直接の影響は限定的だが、ETFマネーのリバランスやアルトETF市場の成長がBTC ETFから一部資金を引き出す可能性も。

考察

カナダは“実物資産を裏付けとするETF”という投資家に馴染み深いフォーマットを暗号資産にも適用し、「法令遵守の安心感」と「即時流動性」を同時に提供してきました。BTC・ETHに続くXRP採用は、単なる“アルトコイン追加”ではなく、送金系ブロックチェーンの実需ストーリーを伝統金融に橋渡しするマイルストーンと言えます。

個人的には、クロスボーダー決済や中央銀行デジタル通貨(CBDC)連携を視野に入れたXRPのユーティリティ向上が次の資本流入ドライバーになると見ています。ETFが提供する“担保可能なペーパー”としての性質は、金融機関がB/S上でXRPと接するハードルをさらに下げるでしょう。

今後は、

・米国での訴訟動向
・グローバルAML/KYCフレームワークとの整合性
・ステーブルコインやトークナイズド預金との競合・補完関係

に注目しつつ、ETFを入口とした機関マネーの本格参入がどこまでエコシステムを拡大させるかを追いかけたいと思います。

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