SECによる仮想通貨の規制明確化
Ethereum(ETH)やステーブルコイン(USDC等)が「証券ではない」と明示された点が市場心理に大きな影響。
新しい3要素テスト導入により、プロジェクト側の法的リスクがより明確に。
CircleのIPO成功によるステーブルコインの信用向上
上場初日で株価2倍以上の上昇、BlackRockやARKなどの機関投資家が大量取得。
USDCの市場信頼性が急上昇し、USDTとの競争にも変化の兆し。
JPMorganのビットコインETF担保融資への参入
金融大手が仮想通貨を担保として認め始めたことは、従来の金融業界からの大きな転換点。
今後、他の銀行や金融機関への波及が期待される。
機関投資家の仮想通貨市場参入の加速
上記の要素が重なり、仮想通貨は「投機」から「制度的投資対象」へと評価が変化。
安定性を重視する資産運用スタイルが台頭。
影響を受けるコインの選別と今後の資金流入先の特定
BTC・ETH・USDCなど主要コインに加え、L1チェーンやDeFiインフラ銘柄にも注目。
Ripple(XRP)やTether(USDT)などの信頼性懸念もリスク要因としてチェック必要。
Contents
2025年6月、仮想通貨業界において機関投資家の関心が急速に高まっています。その背景には、米証券取引委員会(SEC)による規制の明確化、ステーブルコイン発行企業Circleの新規株式公開(IPO)、そしてJPMorganの仮想通貨に対する姿勢の変化があります。これらの動きが相互に影響し合い、仮想通貨市場への機関投資家の参入を加速させています。
SECの規制明確化:仮想通貨市場への新たな道筋
2025年4月、SECは仮想通貨の証券性に関する新たなガイダンスを発表しました。このガイダンスでは、従来のHoweyテストに加え、以下の3つの要素が評価基準として導入されました。
- トークンが最初に販売された際に投資として宣伝されたか
- トークンが分散型ネットワーク上で実用的な機能を持つか
- 開発チームがトークンに対して支配的な影響力を持っているか
この新たな枠組みにより、Ethereum(ETH)やUSDCなどのステーブルコインは証券に該当しないと明確化され、機関投資家にとっての法的リスクが軽減されました。
CircleのIPO:ステーブルコイン企業の上場成功
USDCを発行するCircle Internet Groupは、2025年6月5日にニューヨーク証券取引所に上場し、初日の株価は公募価格の31ドルから83.23ドルへと168%上昇しました。翌日にはさらに上昇し、株価は一時123.49ドルに達し、時価総額は約320億ドルとなりました。
このIPOには、ARK Investのキャシー・ウッド氏が率いるファンドが約4.48百万株(約3.73億ドル相当)を購入し、BlackRockもIPO株の10%を取得するなど、機関投資家の強い関心が示されました。
Circleの上場成功は、仮想通貨関連企業のIPOへの道を開き、他の企業にも上場の機運をもたらしています。
JPMorganの仮想通貨への姿勢転換
JPMorgan Chaseは、BlackRockのiShares Bitcoin Trust(IBIT)などのビットコインETFを担保として融資を提供する方針を発表しました。さらに、一部の顧客に対しては、仮想通貨保有額を純資産や流動資産の評価に含めることを検討しています。
これは、同社のCEOであるジェイミー・ダイモン氏が以前の仮想通貨に対する懐疑的な立場から一転し、ビットコインの購入を顧客に許可する方針を示したことと一致しています。このような動きは、仮想通貨が主流金融システムに組み込まれつつあることを示しています。
総括:機関投資家の参入が仮想通貨市場を変革
SECの規制明確化、CircleのIPO成功、JPMorganの姿勢転換という3つの要因が重なり、仮想通貨市場への機関投資家の参入が加速しています。これにより、仮想通貨は投機的な資産から、より安定した投資対象へと進化しつつあります。
今後、他の仮想通貨関連企業のIPOや、金融機関による仮想通貨サービスの拡充が期待されます。また、規制の明確化が進むことで、仮想通貨市場の成熟と安定性が高まり、さらに多くの機関投資家が参入する可能性があります。
影響が予想される仮想通貨一覧
| コイン名 | 影響度(高・中・低) | 理由 |
|---|---|---|
| Bitcoin(BTC) | 高 | JPMorganがETF担保を認めたことで、ビットコインの金融商品化が一段と進展。機関投資家の参入拡大に直結。 |
| Ethereum(ETH) | 高 | SECがEthereumを非証券扱いとしたことで、法的リスクが軽減され、DeFiやNFT関連プロジェクトにも好影響。 |
| USD Coin(USDC) | 高 | CircleのIPO成功で信頼性・透明性が向上。今後のステーブルコイン規制対応でもリーダー的存在に。 |
| Solana(SOL) | 中 | Ethereumに続くL1プラットフォームとして、SEC非証券認定の波及効果を受ける可能性。ただしSECの明言はまだ。 |
| Chainlink(LINK) | 中 | 機関投資家のDeFi需要増により、オラクルとしての需要が拡大。ETHとの連動性も高い。 |
| Avalanche(AVAX) | 中 | Solana同様、L1としての機関向け利用が期待されるが、ETHに比べて影響度は限定的。 |
| Ripple(XRP) | 低〜中 | SECとの訴訟歴があるため警戒感は残るが、規制明確化がポジティブに作用する可能性あり。 |
| Tether(USDT) | 低 | Circle(USDC)の信頼性向上により、機関投資家はUSDTからUSDCへシフトする動きが出る可能性。競合環境としては逆風。 |
| Coinbase(COIN株) | 高 | CircleやJPMorganなどの企業動向はCoinbaseのB2B事業にも追い風。株式市場側での注目も高まる。 |
考察:仮想通貨市場の未来
これらの動きを踏まえると、仮想通貨市場は新たな段階に突入したと言えるでしょう。特に、ステーブルコインやビットコインETFなど、実用性と安定性を兼ね備えた資産が注目されています。また、金融機関による仮想通貨の取り扱いが進むことで、一般投資家にとっても仮想通貨へのアクセスが容易になり、市場の拡大が期待されます。
今後の注目点としては、他の仮想通貨関連企業のIPO動向、金融機関の仮想通貨サービスの展開、そして規制のさらなる明確化が挙げられます。これらが順調に進めば、仮想通貨市場はより成熟し、持続可能な成長を遂げるでしょう。
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