Crypto Buzz News

仮想通貨とWeb3の最新ニュースの解説

Crypto.com×Underdogが米国で合法的な予測市場を展開

Crypto.comとUnderdogの提携により、米国16州でスポーツ予測市場がローンチされたこと
→ 特にスポーツベッティング未合法州を対象としている点が重要。
CFTC登録済みのCrypto.com傘下CDNAのインフラを活用していること
→ 合法性と規制対応を確保しながら新市場を提供。
Underdogが「技術プロバイダー」として機能し、直接的なライセンス取得を回避している仕組み
→ 規制上のリスクを軽減する新しい運用モデル。
他の大手プレイヤー(FanDuel、DraftKingsなど)との競争および予測市場全体の拡大動向
→ スポーツに限らず、政治・経済などへの展開も視野に入る。
州ごとの規制の違いによるリスクと、合法性を確保した運用の必要性
→ 規制当局との関係性が今後の市場発展に直結。

仮想通貨取引所Crypto.com、米企業Underdogと提携しスポーツ予測市場をローンチ

提携の概要

2025年9月2日、仮想通貨取引所Crypto.comと米スポーツ・ファンタジーゲーム企業Underdogが提携し、新たなスポーツ予測市場をローンチしました。具体的には、Crypto.comの米国子会社であるDerivatives North America(CDNA)が、CFTC(米商品先物取引委員会)に登録された承認済みの契約市場(Designated Contract Market)として機能し、そのインフラを活用する形で、Underdogが予測市場サービスを展開します。

この予測市場は、Underdogの既存アプリ内で提供され、従来のスポーツベッティングとは異なる「イベント契約」の形式を採用しています。

対象地域と展開の背景

この予測市場は、アメリカ国内の16州において提供されます。対象となる州の多くは、現在もスポーツベッティングが合法化されていない地域です。代表的な対象州には、カリフォルニア州、テキサス州、ジョージア州、ミネソタ州、アラバマ州などが含まれています。

これにより、スポーツベッティングが合法でない州に住むユーザーでも、一定の法的枠組みに則ってスポーツイベントに関する予測を楽しむことが可能になります。

提供方式と規制対応

Underdogは、CDNAのインフラを活用することで、自社はあくまで「技術プロバイダー」としてサービスを提供しています。これにより、NFA(全米先物協会)への登録義務や独自のライセンス取得を回避しつつ、合法的な運用が可能となっています。

このアプローチは、既存のオンラインベッティングプラットフォームとは異なる新しい形の市場モデルとして、業界内外から注目を集めています。

他社動向と競争環境

FanDuelやDraftKingsなど、アメリカの大手スポーツベッティング企業も予測市場への進出を模索していますが、現時点では慎重な姿勢を維持しています。FanDuelはCMEグループと連携し、スポーツ以外のイベント契約を扱う動きも見せています。

また、KalshiやPolymarket、Robinhoodといった他のWeb3・トレーディング企業も予測市場への参入を進めており、市場全体が新たなステージへと突入しつつあります。

予測市場をめぐる法的リスク

スポーツ予測市場は、アメリカでは依然として規制上グレーゾーンと見なされる場合が多く、州ごとに異なる規制や見解が存在しています。たとえばオハイオ州では、スポーツ予測市場に関与することで、従来のスポーツベッティングライセンスに影響が出る可能性があるとの警告も出されています。

こうした状況の中で、Crypto.comとUnderdogは、連邦レベルでの合法性を確保しつつ、州ごとの制約を乗り越える方法を模索しています。

今回の動きが意味するもの

Crypto.comとUnderdogの提携は、仮想通貨やWeb3技術の活用によって、法規制に柔軟に対応しながら新たな市場を切り開く好例といえます。スポーツファンと仮想通貨投資家の両者を惹きつけるこの取り組みは、従来のスポーツベッティングとは一線を画すものとして注目されています。

予測市場の透明性や合法性を担保するためには、今後さらに詳細なガイドラインや統一的な規制整備が求められるでしょう。

このニュースの過去の類似事例との比較

Crypto.comによるスーパーボウル予測市場の提供(2024年末頃)

  • Crypto.comは2024年12月頃に、CFTC(米商品先物取引委員会)登録済みのデリバティブ機能を使い、スーパーボウルの勝者を予測する「スポーツイベントトレーディング」を提供し始めています。
  • これは従来のベッティングとは異なり、Yes/No形式のポジションを売買する、いわば“取引型”の予測市場モデルです。
  • ユーザーはイベント開始前にポジションを売却して利益確定や損切りも可能で、柔軟な取引が特徴でした。
  • 当時は全米50州で提供されていたとのことです。

RobinhoodとKalshiによる全米規模のスポーツ予測市場(2025年頃)

  • RobinhoodはKalshiと提携し、CFTC認可済のスポーツイベント契約を「予測市場」として全米50州で提供開始しました。対応州が少ないスポーツベッティングと異なり、全国で利用可能とした点が特徴です。
  • このサービスは、特にNCAAの3月のトーナメント「March Madness」などで活発に利用され、膨大な取引が発生しました。ただし、CFTCからSuper Bowl関連の契約には懸念が示され、結果として取り下げられた事例もありました。

Kalshiによる既存市場の拡大と評価の上昇

  • Kalshi自体は選挙関連の予測市場でCFTCとの法的紛争を乗り越え、許可を得て合法的に市場を運営する先駆的存在です。
  • 現在ではスポーツを含む多様なイベント市場を提供し、評価額は20億ドルに達するほど注目を集めています。

分散型プラットフォームの先駆者:AugurやPolymarket

  • Augurは2018年にイーサリアム上で立ち上げられた分散型予測市場で、ブロックチェーン上でユーザー間の契約を可能にしました。規制回避の構造を持ちながら、透明性の高い運用が特徴です。
  • Polymarketもまた、政治やスポーツなどに関する予測市場を展開し、大きな話題を集めましたが、CFTCからの執行措置を受けた過去があります(罰金1.4百万ドルなど)。
  • これらの例は、Web3やブロックチェーン技術による分散型市場の初期事例として重要です。

比較まとめ表

事例名提供主体形式規制・合法性対象地域主な特徴
Crypto.com スーパーボウル予測Crypto.comデリバティブ取引形式CFTC登録/合法的枠組み全米50州イベント前後の取引可能
Robinhood+KalshiRobinhood/Kalshi予測市場(契約売買)CFTC認可/一部停止対応あり全米50州NCAAなどの取引活発
Kalshi(選挙市場)Kalshiイベント契約売買CFTC争訟勝利/合法権獲得米国内評価額20億ドル規模
Augur(分散型)Augur分散型マーケットブロックチェーン構造により規制回避世界オープン・分散型
PolymarketPolymarket分散型予測市場CFTC処分あり世界政治・スポーツに対応

これらを踏まえると、今回のCrypto.com × Underdog提携によるスポーツ予測市場は、「CFTC登録インフラ+アプリ統合型」という点で過去の事例に比べてより制度的に整備された形で、スポーツ特化分野に焦点を当てた先進的モデルといえます。

さらに、ロビンフッド/Kalshiのように全国展開を目指す一方、規制への対応を巧みに回避しつつ提供する点も共通しています。

コメントまとめ

Underdog(Jeremy Levine, Founder & CEO)

  • 「Prediction markets are one of the most exciting developments we’ve seen in a long time」
  • 「While still new and evolving, one thing is clear – the future of prediction markets is going to be about sports – and no one does sports better than Underdog」
    — Underdogの創業者兼CEOジェレミー・レヴィンのコメントです

Crypto.com(Travis McGhee, Managing Director, Global Head of Capital Markets at CDNA)

  • 「We are thrilled to partner with Underdog to enhance the sports experience for customers nationwide with the ability to now trade using Underdog’s technology – all in one app」
  • 「We were the first to offer sports events contracts, and our technology partnership with Underdog will provide more access to CDNA’s innovative offerings」
    — Crypto.comデリバティブ事業部門CDNAのトラヴィス・マギーからの発言です

Rob Schwartz(元CFTCゼネラルカウンセル、現Morgan Lewis所属)

  • 「Great for Underdog that it is first out of the gate among sports companies, albeit in a tech‑provider capacity」
    — CFTCに精通する法律専門家としての視点でコメントしています

このように、関係者からは今回の提携に対して期待感や新たな市場形成への自信が語られており、特に革新性・合法性・技術統合の観点が強調されています。

このニュースを受けて変動する可能性があるコイン

コイン名影響度(高・中・低)影響の理由
CRO(Crypto.com Coin)Crypto.comのネイティブトークンであり、同社のビジネス展開が直接価格に影響。新市場の拡大は需要増につながる可能性がある。
ETH(Ethereum)多くの予測市場(例:PolymarketやAugur)はEthereumベースで稼働しており、予測市場への関心拡大が利用増を後押しする可能性がある。
REP(Augur)分散型予測市場の草分けであり、中央集権型市場の合法化により相対的な注目が再燃する可能性がある。
USDC / USDT(ステーブルコイン)低〜中予測市場の決済通貨として利用されやすいため、流通量の一部増加が見込まれるが、市場全体に対する影響は限定的。
MATIC(Polygon)一部の分散型予測市場がPolygonチェーンを採用しており、周辺需要が発生する可能性はあるが、今回のニュースとの直接的な関係は薄い。

この表は、Crypto.comとUnderdogの提携によって直接的あるいは間接的に影響を受ける可能性がある仮想通貨を中心に、今後の市場動向を予測したものです。

考察

今回の提携は、Web3技術を用いたスポーツ予測市場の商用化という点で、非常に意義深いと考えています。特に、CDNAのようなCFTC登録済み取引所のインフラを活用することで、法的リスクを回避しながらも、利用者に新しい体験を提供するという設計は注目に値します。

今後、同様のモデルが他の分野、例えば政治予測市場やエンタメ予測市場などにも拡大していく可能性があります。一方で、こうした新市場の発展には、各州の規制当局との対話や透明性の高い運営が不可欠です。

Crypto.comが仮想通貨取引所としての技術力を、Underdogがエンタメ領域での知見をそれぞれ生かした今回のプロジェクトは、今後のWeb3×リアルエンタメ市場の先駆けとして、業界全体への影響力を持つ動きになるかもしれません。

仮想通貨イーサリアム(Ethereum/ETH)の購入について

複数の海外取引所を併用するメリットについて

取引所毎にお得なキャンペーンが行われていたり、口座を開設して入金するだけでボーナス・ポジションが得られたり、よりハイレバレッジで先物取引を出来たりします。
その時に行われているキャンペーン次第では実質ノーリスクでトレードを楽しむことも可能です。

海外取引所によっては、直接国内取引所から送金できない取引所も存在するので、そういった場合はメタマスクのようなプライベートウォレットを利用して送金を間に挟む必要があります。

メタマスクの導入についてはこちらの記事を参考にしてください!

【初心者向け】メタマスク(MetaMask)とは?導入方法図解解説!

仮想通貨イーサリアム(Ethereum/ETH)は以下の取引所で購入出来ます!

Bybitの登録はこちらから

MEXCの登録はこちらから

CoinEXの登録はこちらから

OrangeXの登録はこちらから

OKJの登録はこちらから

何かわからないことがありましたら、クリバズ公式LINEへ質問をどうぞ!

クリプトバズニュース公式LINE=クリバズ公式LINEはこちら

クリバズのプレスリリース/広告配信依頼についてはこちらをご確認ください

クリバズプレスリリース詳細ページ

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です