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SG-FORGEが米ドルステーブルコイン、7月にETH/SOL上で始動

「銀行発行のステーブルコイン」という新カテゴリの登場
 → 従来は非銀行主体(Tether、Circle)が主流だったが、欧州の大手銀行が発行に乗り出すことで「信頼性・規制準拠」が差別化要素となる。
対応チェーン:EthereumとSolanaの選定理由と影響
 → なぜこの2つのL1が選ばれたのか、そしてガス代・トランザクション需要・DeFi連携にどう影響するのか。
ステーブルコイン市場におけるシェア変動の可能性
 → USDT/USDCなど既存ステーブルコインとの競合関係、特に機関投資家からの資金流入動向。
規制準拠のフレームワーク(MiCA)下での運用モデル
 → 欧州での発行であること、電子マネートークン(EMT)としての法的位置づけ、BNY Mellonの役割などの規制的視点が今後のグローバル展開にどう影響するか。
USDステーブルコインを基軸とした金融機能の拡張性
 → 決済・担保・為替・DeFiとの橋渡しなど、オンチェーン金融インフラとしての展望。

ソシエテ・ジェネラル、Ethereum/Solana上で米ドルステーブルコイン「USD CoinVertible(USDCV)」を発行へ 🚀

◆ 概要

  • 発表日:2025年6月10日
  • 発行元:フランス大手銀行ソシエテ・ジェネラル(Société Générale)の暗号資産部門 SG‑FORGE
  • 名称:USD CoinVertible(ティッカー:USDCV)
  • 発行時期:2025年7月上旬より取引開始予定
  • 対応ブロックチェーン:Ethereum および Solana
  • 担保管理:ニューヨーク・メロン銀行(BNY Mellon)が準備金をカストディアンとして保管
  • 利用対象:機関・法人・個人投資家向け、米国在住者は対象外

◆ 背景と意義

  • ソシエテ・ジェネラルは2023年4月にユーロペッグの「EUR CoinVertible(EURCV)」を発行済
  • SG‑FORGEはEUの暗号資産規制「MiCA」に準拠する電子マネートークン(EMT)として発行
  • 米ドル建てステーブルコインの市場規模は約1,550億ドル(USDT)、2位のCircle USDCは約600億ドルと、米ドルペッグが依然主流
  • 従来はTetherやCircleなどの非銀行主体が主導してきた中、大手グローバルバンクとして初の米ドルステーブルコイン発行は業界における画期的な動き

◆ 用途と今後の展望

利用用途説明
暗号資産取引24時間体制での取引に対応
越境送金・オンチェーン決済銀行システムに頼らない迅速な資金移動
為替・担保・現金管理複数通貨や資産を効率的に連携
  • 欧米の大手銀行もステーブルコイン発行を模索中(例:ドイツ銀行、サンタンデールなど)
  • 米国では上院でステーブルコイン規制法案が審議中で、立法整備が進行中

影響が想定されるコイン一覧(影響度別)

コイン名影響度(高・中・低)理由
USDC(Circle)同じく銀行系ステーブルコインとしての競合。SG-FORGEはMiCA準拠、かつBNY Mellonを担保管理者に採用しており、機関投資家からの信頼が移行する可能性あり。SolanaやEthereumへの展開でも競合。
USDT(Tether)最大の米ドルステーブルコインながら、透明性や準備金に対する批判があり、大手銀行によるステーブルコインの登場で信頼性で相対的に見劣りするリスク。
SOL(Solana)今回の発行チェーンの一つ。SG-FORGEのような伝統金融プレイヤーの参入はSolanaチェーンの信頼性と需要向上に寄与。特にDeFiや決済系DAppとの連携期待。
ETH(Ethereum)Ethereumも対象チェーン。USDCVの使用増加によりガス代の増加、取引高の上昇が見込まれる。特に法人利用に強い影響。
EURCV(SG-FORGEのユーロステーブルコイン)同社による米ドル版の投入で、ユーロ建てトークンの流動性が相対的に下がる可能性。または、ペア取引活性化によって用途が増える可能性も。
DAI(MakerDAO)分散型ステーブルコインとしての差別化は維持するが、機関投資家がUSDCVのような信頼性高い担保型に流れる可能性あり。構成担保にUSDCも含まれるため間接的な影響も。
BNB(BNB Chain)対象チェーン外であるため直接的な恩恵は薄いが、銀行のチェーン選定から外れたことが長期的にはDeFi信頼性で不利になる可能性。
XRP(Ripple)同じく国際送金分野に関係はあるが、USDCVは特にDeFiや担保用途を重視。Rippleとは直接競合はしないが、銀行の“オンチェーン送金”支援の流れに一定の影響あり。

考察:金融の“オンチェーン”進化と銀行の巻き返し

伝統金融と暗号資産の境界が希薄に
 SG‑FORGEとBNY Mellonの連携で、法定通貨担保とデジタル領域が滑らかに融合。銀行がオンチェーン対応へシフトする歴史的転換点です。

ユースケース拡大の追い風に
 為替や支払い、担保管理など広範な用途に対応し、従来の送金ソリューションや信用フレームを凌駕する可能性を秘めています。

欧州からグローバル浸透への足がかり
 欧州MiCA対応のEMTとして、米国市場を除外した形でのテストケース。次の課題は国際展開と他ブロックチェーン対応でしょう。

業界競争に拍車
 銀行主体のステーブルコイン発行は、TetherやCircleにとって追い風とも逆風とも取れる存在。透明性や信頼性で差別化できるかが鍵です。

SG‑FORGEによる「USD CoinVertible」発行は、まさに“銀行 vs. 暗号”の新たな境界線。来月の発行後、どこまで実需を取り込めるかが焦点となりそうです。より信頼性のある担保と既存金融との連携を武器に、今後の採用動向は注意深く見守る価値があります。

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